8日、中国で広範囲にわたり深刻な大気汚染が観測されている。その範囲は6省30都市、1600キロにわたる。写真は北京の大気汚染。

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2016年11月8日、香港紙・大公報によると、中国各地で深刻な大気汚染が観測されているが、当局には対応する能力が欠けているという。

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中国の東北、華北、華東など広範囲にわたり深刻な大気汚染が観測されている。その範囲は6省30都市、1600キロにわたる。中国環境保護部は6日に分析会議を開催し、汚染物質の排出量が多すぎること、風が吹かず汚染物質が拡散しないなど気象条件が悪いことが要因だと結論づけた。

中国では毎年冬季になると必ず大気汚染が悪化する。暖房需要によって石炭消費量が増えること、気象条件によってPM2.5が増加することが要因だという。ただし正確な汚染予報が出せない、汚染物質排出企業の取り締まりがうまく行っていないなどの人為的要因もあり、さらなる改善が必要だと関係者は指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎)