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(台北 9日 中央社)基隆市八斗子沖の東シナ海で8日午前10時45分頃、水上竜巻が出現した。

イベントの準備で現場に居合わせ目撃した鄭延杰さんによると、当初は晴れていたが、急に雲がかかり始め、遠くに見えていた沖合いの島が隠れると、岸から約3キロ離れた地点におよそ2分間、竜巻が出現したという。「初めて見た。驚いた」と興奮冷めやらぬ様子。

国立海洋科技博物館(基隆市)の蘇蜂鈞さんは、通常は積乱雲や前線の端など、対流が活発な場所で竜巻が起きると語る。この日は台湾に前線が接近したため、それが原因ではと分析する。

また、竜巻は春から夏、夏から秋の季節の変わり目に発生しやすいものの、ほとんどは数分で消えてしまうという。場合によっては竜巻に巻き上げられた魚が、空から降ってくる現象もあると話している。

(王朝ギョク/編集:齊藤啓介)