8日、韓国メディアによると、韓国の朴槿恵大統領から機密文書を受け取り国政に介入した疑いで逮捕された崔順実氏が、「大統領府の演説文書を手直ししたのは、朴大統領が先に助けてほしいと言ったから」と述べたことが分かった。写真は崔氏逮捕に関する中国の報道。

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2016年11月8日、韓国・チャンネルAによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領から機密文書を受け取り国政に介入した疑いで逮捕された崔順実(チェ・スンシル)氏が、「大統領府の演説文書を手直ししたのは、朴大統領が先に助けてほしいと言ったから」と述べたことが分かった。

崔氏は先月31日、「死に値するほどの罪を犯した。申し訳ない」と謝罪し、涙をこらえながら検察に出頭した。しかし、その後の検察の取り調べでは、「陰湿な攻撃を受けている。国政に介入したことはない」と主張。また、朴大統領の演説文書などが保存されているタブレット端末についても「私のものではない」と述べ、容疑を否認していた。

しかし、このような崔氏の供述態度に最近変化が生じたという。崔氏は「朴大統領が先に、演説文書や政策文書を見てほしいと頼んできた」と明らかにした。朴大統領の頼みで演説文書など大統領府の文書を事前に閲覧し、修正意見を開陳したことを認めたことになる。また、崔氏は「私が1人で国政を掌握していたのではない」などと悔しさを吐露したという。

このように崔氏の態度が変わったのは、朴大統領が2度目の国民向け謝罪をした直後。朴大統領は4日、国民向け談話を発表し、「長い付き合いだった崔氏から助けを受けることになり、自ら警戒心を緩めてしまったことは事実」などと述べた。取り調べ中に朴大統領の謝罪映像を見た崔氏は涙を流したという。

崔氏が「国政介入の責任は朴大統領にある」と主張することで刑事処罰を免れようとしているのか、今後の発言に注目が集まっている。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「面白くなってきた!朴大統領と激しく戦ってほしい。これまでのストレスをぶちまけて朴大統領に勝利しよう。そして朴大統領と2人で無期懲役になればいい」
「どちらが先かはどうでもいい。崔氏の全財産を没収して」

「朴大統領は無能で崔氏はあくどい。そんな2人が出会ってしまったために希代の事件が発生してしまった」
「40年間も自分を信じてくれた朴大統領を裏切るのか?」
「これまで朴大統領のおかげで良い暮らしをしてきたのだから、最小限の良心は守ってほしい」

「朴大統領には不逮捕特権があるから、とりあえず朴大統領に責任を押し付けようとしているのだろう。そうすれば崔順実の罪が軽くなる上、朴大統領も法的に拘束されることはない。焦点をそらそうとしているように見える」
「朴大統領は本当に見る目がない。なぜこんな人と友達に?」
「信頼している人に演説文をチェックしてもらっただけなのに、なぜここまで騒がれる?国が滅亡する危機に直面しているわけでもないし…」(翻訳・編集/堂本)