写真提供:マイナビニュース

写真拡大

デジタル・トランスフォーメーション(Digital transformation )というキーワードが世界規模で浸透するなか、NTTコミュニケーションズは8日、PivotalやIntelとともに企業向けクラウドネイティブソリューションの開発・提供に関する協業で合意したと発表した。

デジタルテクノロジーをビジネスモデルの創出へと導くデジタル・トランスフォーメーションは、市場や顧客の変化などスピーディーな対応も求められる。クラウドネイティブは、各クラウドインフラを超えてビジネスやアプリケーション開発など価値創出に専念できる環境を指し、協業4社はそれぞれの強みを活かしクラウドネイティブなソリューションの共同検証や相互協力を行うことでデジタル・トランスフォーメーションを支えるオープンなエコシステムを構築する。

NTTコミュニケーションズは、現在同社が提要している企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」にサードパーティーを含む各種アプリケーションの共同検証、Pivotal Cloud Foundryを活用したサービス開発などクラウドネイティブプラットフォームの提供を行う。Enterprise Cloudは、世界11カ国14拠点に展開する専有型とOpenStackやCloud Foundryをベースとした共有型を組み合わせることで、ニーズに応じた企業向けクラウドサービスを提供している。NTTデータは、クラウドネィティブプラットフォームを利用したAIやビッグデータ活用をはじめとする各種マイクロサービスやAPIの整備、IoTやデジタルマーケティングなどのインテグレーションへの対応を行う。

クラウドプラットフォーム「Pivotal Cloud Foundry」を提供するPivotalは、20年にわたるアジャイル開発のノウハウを持つ。同社は、NTTグループ開発者へその手法を提供する。Pivotal Cloud Foundryは、Microservices、Containers、Open Source、Continuous Delivery、DevOpsとネイティブクラウドを実現するためのコンセプトを掲げ、各クラウド上で動作するアプリケーションの開発を実現する。同社は、フォードやGE、メルセデス・ベンツなど名だたる企業やブランドのチームとともにアジャイルでデジタル革新を推進してきた実績があり、Web上にはその導入事例も掲載してある。

2015年の7月にIntel Cloud for Allを発表したIntelは、企業向けクラウド導入・管理支援、米Rackspace社との協業により「OpenStack Innovation Center」を設立するなど、オープンソースのクラウドプラットフォームOpenStackの最適化や開発者支援を打ち出している。同社がオープンソース化したDPDK(Data Plane Development Kit)は、パケット処理パフォーマンスやスループットの向上などネットワーク処理の向上が図れるアプリケーションを作成できる。

(長岡弥太郎)