女性の貯金は平均いくら?ムリせず1000万円貯まる考え方5ケ条

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 こんにちは。公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士の鄭英哲です。

 突然ですが、みなさん、お金貯めていますか?

◆30代単身女性は平均397万円貯めている

シングル女性(≒単身世帯)の貯蓄額を調べたところ、

30歳未満=平均139万円
30代=平均397万円
40代=平均959万円

というデータがありました。
(貯蓄=生命保険、株式等を含む。平成26年全国消費実態調査、総務省)

 ところが、男女含めた30代単身者世帯のうち、金融資産を持っていない割合は45.3%に上るのです(平成27年、金融広報中央委員会調べ)。

 つまり、貯蓄がない人が多い一方で、1000万円以上貯めている人もいて平均値を引き上げているのです。

 そこで今回は、考え方を変えるだけで、お金を貯めることが少し楽になる方法をお話したいと思います。
 
◆_圓から貯蓄をまず差し引く

 あるお金をついつい使ってしまう人のマインドは、「収入−支出=貯蓄」。

 給料の範囲で使って、残ったら貯蓄に回すという考えです。これではお金は貯まりません。

 これはとてもよく言われる常識ですが、貯めるためには「収入−貯蓄=支出」のマインドに変えるべき。給料から将来に必要なお金を貯蓄に回して、残った額で生活するという考えです。

 給料口座から、解約するのに手間がかかる定期積立や、早期解約すると損をする積立の保険商品の保険料を引き落とせばよいです。つまり、お金を手の届きづらい場所に移動させてしまうのです。

◆月3万〜5万円も貯金できれば優等生

「いざとなれば毎月10万くらい貯められるわ」と言う人に限って、浪費が多く貯金ゼロのケースは多いのではないでしょうか。

 例えば老後資金を貯める場合、いま30歳前後の人なら、30年くらい先の話。30年=360か月でゆっくり貯めればいいのです。

 毎月3万円の貯金でも、30年続ければ1080万円。

「1000万円貯めるなんてムリ」とヤケにならずに、すぐに月3万円をコツコツ貯め始めればいいだけなのです。

◆チリは積もっても山にならない

 よく雑誌なんかで節約術を読むと、水道光熱費を年3000円節約、電話代を年3000円節約、これを定期預金に預けると金利0.1%ですよ! みたいな、本気か冗談かわからないような記述が目立ちます。

 でも、節約するなら住居費、食費、交際費といった大きい出費から手をつけるべきです。特に、住居費をどうコントロールするかで、将来設計は大きく変わります。

◆ぬ襪粒或費は予算化する

 変動費のなかで大きいのは食費・交際費。気を抜けばいくらでも使ってしまいます。

 外食はランチだけにしておく、夜の外食はコスパの良い店を何軒か決めておく、など工夫が必要です。

 また、「外食代は月合計○万円」など「予算」を決めて、それ以上使わないのも賢明。食費や交際費だけでも家計簿をつけるといいかもしれません。

◆ゼ族畔襪蕕靴隆屬海宗貯金の大チャンス

 実家暮らしの女性が「実家に入れるお金」として多いのが、3万円だそうです。だったら毎月大きい額を貯蓄できるはずなのに、実際は、いくらでも浪費してしまう人が多いのです。

 仮に、一人暮らしと実家暮らしの収支モデルを、ザックリ見てみましょう。

●一人暮らしのAさん…手取り月収25万円、住居費8万円/月
●実家暮らしのBさん…手取り月収25万円、家に入れるお金3万円/月
           食費も多少浮く、水道光熱費はゼロ

すると、ほかの変動費がほとんど同じでも、

●一人暮らしのAさん→月5万円貯金
●実家暮らしのBさん→月12万円貯金

 これだけ貯金してもやりくりできる計算になります。実家暮らしの間が、いかに貯金の大チャンスかわかるでしょう。

 くどいようですが、将来に回すべきお金は使えないと思って、分相応の生活をすることが大事なのではないでしょうか。

<TEXT/鄭英哲:株式会社アートリエールコンサルティング代表取締役>