世界第2位の経済大国となった中国は近年、世界に対する影響力を拡大し続けており、日本とさまざまな分野で競合するケースが増えている。中国メディアの快報は5日、日増しに強大になる中国に対して、日本が危機感を強めていると主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界第2位の経済大国となった中国は近年、世界に対する影響力を拡大し続けており、日本とさまざまな分野で競合するケースが増えている。中国メディアの快報は5日、日増しに強大になる中国に対して、日本が危機感を強めていると主張する記事を掲載した。

 記事は、アジアにおける2大巨頭と言えば「日本と中国であることに疑問の余地はない」としたうえで、日本経済がバブル崩壊後に停滞し続けるなか、中国は毎年10%前後の成長率を実現し、国内総生産(GDP)で一気に日本を追い抜いたと指摘。日本人にとって「中国はアジアにおける宿敵」であり、中国の飛躍に「日本人は危機感を募らせた」と主張した。

 続けて、中国経済が今なお影響力を拡大し続けるなかで、日本と中国は、アジアにおける影響力を拡大するという点で競合関係にあることを指摘。例えば、日米が主導するアジア開発銀行(ADB)と、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が、その良い例だとしたほか、日本と中国はともにインフラ輸出を推進していることから、高速鉄道をはじめとするインフラ市場においても同様に競合していると論じた。

 また、日本と中国による競合の事例として、「タイの高速鉄道市場」や「インドネシアの高速鉄道市場」などを挙げたほか、安倍晋三首相が2日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問と会談し、今後5年間で官民合わせて、8000億円規模の経済支援を行う考えを表明したことについても、「日本の目的は中国の影響力を削ぐことだ」と主張し。日増しに強大になる中国に対して「日本が危機感を強めている」としたうえで、中国の打ち消そうと画策する日本と、影響力のさらなる拡大を狙う中国による争いは、今後もずっと続くはずだと論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)