【世界のスターバックス】古都奈良の歴史と文化を感じるJR奈良駅旧駅舎内のスタバでゆったりとコーヒーを楽しもう

2016年11月8日 21時0分

古都奈良の玄関口、JR奈良駅旧駅舎。

寺院風和風と鉄筋コンクリート造の折衷様式が特徴のJR奈良駅旧駅舎は、1934年(昭和9年)に改築されたものです。

旧駅舎は「JR奈良駅高架化工事」に伴ない取り壊される予定でしたが、市民から保存の声が高まり、2004年（平成16年）主屋部分のみ新駅舎の北側へ18m移設され、奈良市総合観光案内所として生まれ変わりました。

そんな歴史ある旧駅舎を利用した奈良市総合観光案内所に、今年「スターバックスコーヒーJR奈良駅旧駅舎店」がオープンしました。

奈良市総合観光案内所を運営する市観光協会がカフェ設置を計画した際、公募で選んだのがスターバックス。

スターバックスは以前、JR、近鉄奈良駅付近に出店していましたがすでに撤退をしており、再度の市中心部への出店は7年ぶり。

奈良市総合観光案内所に併設されており、奈良の歴史を感じさせる空間になっています。

入ってすぐ目を引くのはホール中央にそびえ立つ、朱塗りの立派な柱。

こちらは平城宮跡の第1次大極殿正殿の柱と組物で、奈良文化財研究所が復元したもの。

バーカウンターには歴史ある駅舎の建物に馴染むように、奈良県十津川村で作られた杉材を使用しているのが最大の特徴です。

土地柄、外国人観光客も多いことから、カフェメニューも英語、中国語、韓国語と多言語対応となっている配慮もなされています。

店内にはコーヒー農園のアートが印刷された壁絵も貼られており、こちらのフレームにも奈良県産の杉が使われています。

店内は大人数で利用できる大テーブルや、観光客が荷物やスーツケースを持ち込めるようにと座席の間隔は広めになっている配慮もなされています。

Wi-Fi完備も充実しており、快適にインターネットを使用することができます。

テラス席も充実しており、ゆったりくつろげるベンチシートの設置もされています。

古都奈良の雰囲気を感じながら、趣きのあるスターバックスでゆったりコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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