移籍後初ゴールを奪って代表に合流したFW浅野拓磨(シュツットガルト)

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 自信を深めて代表に合流した。今夏、ドイツに渡ってシュツットガルトに加入した日本代表FW浅野拓磨は、10月30日に行われたブンデス2部第11節カールスルーエ戦で待望の移籍後初ゴールを奪った。

 先発出場を果たした浅野に好機が巡ってきたのは前半10分だった。右サイドのMFベルカイ・オズジャンが送ったクロスをファーサイドのMFカルロス・マネが折り返すと、中央で待ち構える浅野が左足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、移籍後初ゴールを記録。ゴール後には代名詞の“ジャガーポーズ”を披露して、チームメイトと喜びを分かち合った。

「早くゴールという結果がほしいと思っていたので、一つ取れたことによって少なからず自信というのは自分の中でもついたと思う。ゴールを取って、ここに来れたのは良かった」と喜びを表しながらも、「ただ、全然納得のいくゴールではない」と振り返っている。

 それは、なぜか――。カールスルーエ戦のゴールは「自分の中で何か工夫できたかというよりも、味方のアシストに助けられてチーム全体で取れた得点」だった。そして、他の場面では「自分の特長を活かしてシュートまで行く場面もあったので、そこでしっかり決めないといけない」と語るように、自身の最大の武器とも言えるスピードを活かして得点を記録したときこそ、「納得のいくゴール」になりそうだ。

 10日には22歳の誕生日を迎え、翌日にはキリンチャレンジ杯オマーン戦が行われる。「代表活動中に誕生日を迎えるというのは何かの縁でもあるのかなと感じるので、新たな1年の良いスタートを切れるように結果を残したい。ワクワク感がありますよ」。特長を活かした“納得のいくゴール”を奪い、22歳のスタートを最高の形で切りたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)


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