熾烈なボランチの競争に挑むMF永木亮太

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 10月の代表戦でA代表に初選出されたMF永木亮太(鹿島)が、ホームであるカシマスタジアムでの代表デビューに意欲を見せた。

「(代表合宿も)2回目なので、自分のプレーもある程度分かってもらえた。今回は親善試合もあるので、出るチャンスもあると思う。自分のパフォーマンスを出せるかがポイントになる」

 4日のメンバー発表会見でハリルホジッチ監督はMF長谷部誠、MF山口蛍、MF井手口陽介、そして永木と守備的な選手のみでボランチ候補を固めたことについて質問を受け、4人を2つのタイプに分けて考えていると説明。山口と井手口をボール奪取に長けたタイプであるとし、「永木は長谷部と同じで、しっかりコントロールするというタイプ。永木と井手口は同じタイプではない」とした。

 これについて聞かれた永木は「タイプは(長谷部と)違うと思うが、監督がそう言っているなら監督の目にはそう映っているのだと思う」と、戸惑い気味にそう切り出しつつ、「自分の良さは球際やそこからの前への推進力。今回はそういう選手がそろっている印象が自分の中にはある」と、むしろ山口や井手口のほうに近いと感じているようだ。

 とはいえ、昨年まで所属していた湘南で見せていた縦パスと、中盤でバランスを取りながら効果的なビルドアップをしていくという鹿島仕込みのプレーの両面を持つ永木は、ハリル式サッカーにピッタリのタイプ。ハリルホジッチ監督の評価も「永木はここ2か月、良いパフォーマンスを見せている。奪うところ、存在感も十分に満足している」と高い。

「鹿島ではサイドチェンジが求められることが多いが、代表では縦パスが求められる。やり方の違いに柔軟に合わせていくことが代表で生き残るのに必要だと思う。自分の持ち味を代表のサッカーに合わせながら、チームにとってプラスになるようなプレーをしていきたい」。28歳で代表デビューなるか、期待が膨らむ。

(取材・文 矢内由美子)


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