8日、日本で外国人の落し物の7割が持ち主に返還されているとの報道に、中国ネットユーザーがさまざまな声を寄せている。資料写真。

写真拡大

2016年11月8日、日本で外国人の落し物の7割が持ち主に返還されているとの報道に、中国ネットユーザーがさまざまな声を寄せている。

警視庁によると、15年に届けられた外国人による遺失物は少なくとも7万9700点あり、このうち5万5000点余りが持ち主に返還された。また、今年は4〜9月の上半期だけで5万5600点余りが届けられ、そのうち4万点以上が持ち主に返還されているそうだ。

中国のインターネット上では、訪日中国人や在日中国人による「日本で落し物が見つかって驚いた」「感動した」というブログやSNS投稿が散見される。今回の警視庁のデータを鳳凰衛視が伝えると、ネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられた。

「日本はアジア人の栄光だな」「これは中国が学ぶべきことだ」「中国はいつになったらこうなるかな」と素直に称賛するコメントがある一方、歴史問題と絡めた「日本人のある種の精神は尊敬に値するものだ。だが、解せないのは日本人がなぜ侵略を認めないのかということ。侵略は無罪なのに、拾った物を返さないのは有罪なんて」というコメントも。

また、「日本は制度がきちんとしているからな。国民はそれを守るだけでいい」「日本の法律では拾得者は5〜20%の謝礼を受け取れ、3カ月以上たつと所有権が発生する。これが主な理由だ。法律なんだよ」と法整備が重要だとの指摘も出ている。

さらに、「このような政府の業績は素晴らしい。わが国も学ぶべきだ」というコメントからは、拾って届けた人ではなく、届けられた遺失物についてきちんと持ち主を捜している警察への評価がうかがえる。一方、これと関連して「大したことないな。中国なら外国人が落とした物は何が何でも必ず探し出す」というコメントも寄せられている。中国では、「外国人は常に優先され、特別扱いを受ける」という意識があるためだ。

このほか、「道頓堀で荷物を置き忘れたけど、気づいて戻ったらまだそこにあった」「去年日本旅行に行った時、ガイドが空港で携帯電話をなくした。その番号にかけてみたら拾った人が出て、ホテルまで直接送ってくれた。印象深かった」といった実体験も寄せられている。(翻訳・編集/北田)