名古屋GK楢崎の“去就”についても語ったFW本田圭佑

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 FW本田圭佑(ミラン)が、DF田中マルクス闘莉王が、名古屋グランパスのJ2降格に伴って注目を集めている元日本代表GK楢崎正剛(名古屋)の“去就”に言及した。

 プロ1年目から3年目までの05〜07年、楢崎とともに名古屋でプレーした本田は「あまり簡単には言えないですね」と、しばし考えたうえで、「たぶんナラさん(楢崎)は年齢のことも意識していると思うし、中途半端にやるのを嫌う人やから、もちろん引退も視野に入れているだろうと思う」と、すでに40歳を迎えたこともあり、現役を退く可能性について指摘した。

 現在の楢崎の契約状況がどのようになっているのかを把握していないとしながら、「いろんな選択肢があると思う。すべてはナラさんが決めることですから、僕は後輩としてどういう決断をしても、続けるなら応援するし、辞めるならお疲れさまと言いたい」と、言葉を選びながら言った。

 今季限りでの名古屋退団が決まり、この日、ブラジルに戻った闘莉王は離日前に取材に応じ、こちらも親交の深かった楢崎の今後について心配そうに語った。

「今朝、ナラさんが家まで来てくれたけど、ずっと黙っているだけで、言葉すらかけられなかった。見るのも辛かった」

 そう言って表情を曇らせながら、「ナラさんにとって何が一番良いのかを毎日考えている。変な口の出し方はできないのかなと思うけど、『元気がなくなるような決断になることだけは避けてほしいな』と。それは伝えた。苦しんでいるナラさんだけは勘弁してほしい。そういう姿をもう見たくない。それが似合う人じゃない」と言葉を振り絞った。

 プロ生活をスタートさせた横浜フリューゲルスの98年の“消滅”以降、18年間にわたってプレーし続けた名古屋で初めて経験するJ2降格。W杯に4大会連続で選出され、来年41歳を迎えるJ1最多出場記録保持者の去就を、多くの選手たちが案じている。

(取材・文 矢内由美子)


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