8日に帰国してすぐチームに合流した清武。ランニングのみの軽めのメニューで汗を流した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月8日、キリンチャレンジカップのオマーン戦と、アジア最終予選のサウジアラビア戦に挑む日本代表がトレーニングを行なった。
 
 この日から合流した清武弘嗣は、現在の心境を聞かれると、「本当に大事な試合なので、しっかりと準備をして臨みたい」と意気込みを語る。
 
 より重要なのは15日のアジア最終予選のサウジアラビア戦で、その前のオマーン戦については「今、チームであまり試合に出られていないので、良いコンディションにもっていくために、良い準備をしたいし、良いプレーをしたい」とコメントした。
 
 本人が語るように、セビージャでは思うように出場機会を得られていない。苦しい状況が続いているが、2日のディナモ・ザグレブ戦には途中出場し、初めてチャンピオンズ・リーグの舞台に立つことができた。ただ……。
 
「CLに出たんだっていう感じがしなかった。久々に試合に出たので、試合が終わって、あ、CLだったんだ、というぐらいで」
 
 CLの雰囲気を味わう余裕がなかったようだが、それだけ実戦から離れているということなのかもしれない。
 
 だからこそ、コンディション調整には気を配っている。
 
「体力や気持ちの面、フィジカル面はなるべく落とさないようにとは心がけています。CLに出て、試合勘は気にならなかった。でも、20分でちょっと疲れてしまった。そこだけかな、と思いますね」
 
 セビージャでは難しい時間が続くが、しかし日本代表ではトップ下のレギュラー候補だ。勝負のサウジアラビア戦を見据えて、イメージはできている。
 
「正直、手強い相手だし、中盤にも何人か良い選手がいる。前には早くて、強い選手もいる。今までの対戦相手と違うのは、サウジは中盤でボールを持てるのが、けっこうやっかいだな、と。でもそこで奪えれば一気にチャンスになる。持たせて、カウンターっていうのはアリかなと思います」
 
 カウンターにせよ、ボールを握ってからの仕掛けにせよ、技術と対応力に優れる清武なら、攻撃の中心として活躍できるはずだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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