「ドクター・ストレンジ」が首位デビュー (C)2016 Marvel. All Rights Reserved.

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 11月に入った全米ボックスオフィス。サンクスギビング興行に向け、3本の新作がランクインした先週末は、ディズニー/マーベル・スタジオの新作「ドクター・ストレンジ」が約8500万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。

 同作は、マーベル・シネマティック・ユニバースの通算14作目。「アイアンマン」第1作(08年)のOP興収約9800万ドルには及ばなかったが、「マイティ・ソー」(11年/約6570万ドル)、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(11年/約6500万ドル)、「アントマン」(15年/約5700万ドル)といった作品のOP興収を軽く上回る約8500万ドルという好成績を記録。2億ドル超のグロスを見込める好スタートを切った。

 内容は、交通事故で両手に大ケガを負い、全てを失った天才外科医スティーブン・ストレンジが、チベットの魔術師の元で魔術を習得し、「ドクター・ストレンジ」として闇の勢力との戦いに身を投じる姿を描く。タイトルロールは「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ。共演にティルダ・スウィントン、キウェテル・イジョフォー、マッツ・ミケルセン、レイチェル・マクアダムス、ベネディクト・ウォン。メガホンをとったのは「地球が静止する日」(08)、「フッテージ」「NY心霊捜査官」のスコット・デリクソン。レビューは上々で息の長い興行になりそうだ。

 約4600万ドルのOP興収で2位デビューとなったのは、ドリームワークス・アニメーションの最新作「Trolls」。1960年代に流行したトロール人形をモチーフにした冒険コメディ。声の出演にジャスティン・ティンバーレイク、アナ・ケンドリック。

 3位も新作「Hacksaw Ridge」。「ブレイブハート」「パッション」「アポカリプト」のオスカー監督メル・ギブソンによるR指定実録戦争ドラマで、第2次大戦中の沖縄で銃を持たずに多くの兵士の命を助けた衛生兵デズモンド・ドスの半生が描かれる。OP興収約1520万ドルと、1位と2位には水をあけられたが、批評家、観客からは高く評価されている。出演はアンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、ルーク・ブレイシー、テリサ・パーマー、ヒューゴ・ウィービング、ビンス・ボーン。

 今週末は、今ハリウッドで最も注目されている映画監督ドゥニ・ビルヌーブの最新作「メッセージ」(エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー共演)に、ナオミ・ワッツ主演のスリラー「Shut In」などが公開となる。