インテル、ピオリ新監督の就任発表が迫る サムエル氏もスタッフ入りか

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 日本代表DF長友佑都が所属するインテルが、8日にステファノ・ピオリ氏の新指揮官就任を発表する運びとなったようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が8日に報じている。

 インテルは現地時間7日午後、クラブ公式HPで「48時間以内に新監督の名前を公表する」と発表していた。報道によると、8日中にピオリ監督の就任が発表される見通しとなったようだ。

 ピオリ監督は1965年生まれの51歳。2014年から昨シーズン途中まで指揮を執ったラツィオとの間で現在も効力を持っている契約を解除してから、インテルの指揮官就任が発表されるものと見られる。同紙によると、早ければ9日から新天地でのトレーニングを指揮することになるようだ。

 また、イタリア紙『トゥットスポルト』は、ピオリ氏とインテルが2018年6月30日までの契約を結ぶと報道。ピオリ氏の年俸は150万ユーロ(1億7000万円)とも伝えられている。また、かつてインテルでプレーした元アルゼンチン代表DFのワルテル・サムエル氏が、アシスタントとしてスタッフ入りする可能性もあるようだ。

 インテルは今シーズン、開幕直前にロベルト・マンチーニ監督を解任。フランク・デ・ブール監督の下で開幕を迎えたが、セリエA第11節終了時点で5敗を喫するなど下位に低迷した。クラブは11月1日にデ・ブール監督との契約解除を決定。現在はステファノ・ヴェッキ暫定監督が指揮を執っている。