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テクトロニクスは11月8日、従来のDisplayPortソリューションに比べて、コンプライアンス・テストの所要時間を大幅に短縮する、新しいDisplayPort Type-Cトランスミッタ・テスト・ソリューション「Opt. DP12 DisplayPort1.2ソース自動テスト・ソリューション」を発表した。

同ソリューションは同社のDPO/MS70000シリーズ、DPO70000SXシリーズ・オシロスコープの共通オプションで価格は148万円(税抜)。シリコンの特性評価とデバッグで使用されるDPOJETの測定ライブラリの導入により、コンプライアンス・テストで何らかの不良が発生した場合、DPOJETのDisplayPort測定ライブラリを選択することでアイ・ダイアグラム・マスクなどの不良詳細がわかり、プリエンファシス・レベルと電圧スイングの関係を調べることで不良原因を解析できる。また、さまざまな設定での測定、異なった構成での同じ測定、さらに、それを単発測定で、またはフリーランの繰返しモードでテストするなど、優れた柔軟性を有している。

DisplayPortのコンプライアンス・テストで最も大きな問題は、テスト時間であり、その間、テストの実行経過をモニタしながら機器設定をする必要上、エンジニアにも長い工数を要求されていた。また、USB 3.1規格のオルタネートモードの1つとしてサポートされているDisplayPort Type-Cのテストも統合する必要がある。こうした課題に対し、今回発表されたソリューションは、完全自動、短時間のテストの他に、Type-C仕様のサポートも統合されており、自動テスト・セットアップ、タイマ・ポップアップによるハンズフリーのテストが実行できるとする。

同社は今回の新ソリューションについて「新しい設計を予定通りに、予算内で市場に投入することを求められているエンジニアにとって、テストや測定に要する時間を短縮することは、目標達成における重要な要素となっています。このソリューションを使用することで、DisplayPort設計のエンジニアは設計業務に専念できます。実行するテスト項目を選択するだけでよく、テスト実行中は他の業務に集中できます」とコメントしている。

(神山翔)