(株)トップアート(TSR企業コード:291530079、法人番号:3011801010506、足立区西竹の塚1−7−5、設立昭和49年10月、資本金5000万円、寺内敬社長)は11月4日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。破産管財人には山雄一郎弁護士(みとしろ法律事務所、千代田区神田錦町2−1−8、電話03−5282−3216)が選任された。
 負債総額は債権者180名に対して約13億円。

 昭和26年に山口市で創業。掛軸や仏画、書、陶磁器などの美術品を取り扱い、本社地のほか、広島や銀座などにショールームを設置していた。通信販売のほか、店頭販売、美術館などでの催事販売を行っていて、ピークとなる平成14年7月期には売上高約43億2300万円をあげていた。その後、市況低迷などの影響で売上が伸び悩むなか、23年10月には販売実績のない架空価格を設定し、「当社通常販売価格」と称して、一般消費者に誤認されるような表示をしたことで、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けた。
 25年8月には広島店を閉鎖し、秋頃には催事販売をやめたが、業況は一段と厳しさを増し27年7月期には16億1986万円まで売上が低下。赤字が続くなどして先行きの見通しが立たず、今回の措置となった。