7日、東京都中野区のアパートに住む24歳の中国人留学生、江歌さんが何者かに首を刃物で刺されて死亡した事件が、中国でも報じられている。資料写真。

写真拡大

2016年11月7日、新京報によると、東京都中野区のアパートに住む24歳の中国人留学生、江歌(ジアン・ガー)さんが、3日、何者かに首を刃物で刺されて死亡した事件が、中国でも報じられている。

2日午後11時過ぎ、事件に遭う直前、江歌さんは中国に住む母親に電話をしていた。夫を早くになくし、シングルマザーで貧しい中、娘の成長だけを心の支えにしてきたという母親は、SNSに6日、「生きていく唯一の支えだった。世界が崩れ落ちるような感覚だ」と書き込んだ。

事件当時、同じ建物の1階に住んでいる大家は、2階から物音や中国語らしき叫び声を聞いたが、江歌さんのルームメイトの通報で警察が駆けつけて初めて事件だと知ったという。初めて会った時から利発で優しい子だと感じたといい、3月に入居した際もわざわざ中国の菓子を持ってきてくれたと振り返る。

江歌さんは努力を重ねて大学を卒業した後、日本へ留学。留学生として認められる時間いっぱいのアルバイトを続けながら、法政大学大学院に進学した。一時帰国した際、いとこに「卒業後は、日本で仕事に就いて経験を積んだら、中国に戻って母親の側にいてやりたい」と話していたという。

高校時代のクラスメートは、江歌さんは日本の漫画「NARUTO」が大好きで、日本語を勉強したのもこの漫画がきっかけだと思うと話した。また、日本のアイドルグループでは「嵐」が好きだったという。友人たちは一様に、あんなにかわいらしくて、よく話しよく笑う江歌さんが事件に遭うなんて信じられないと話している。(翻訳・編集/岡田)