7日、朴槿恵大統領の退陣などを求め韓国・ソウルで週末行われた大規模な集会の参加者数をめぐり、主催者発表と警察発表に大きな食い違いが出た原因について韓国・SBSが伝えた。

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2016年11月7日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣などを求め韓国・ソウルで週末行われた大規模な集会の参加者数をめぐり、主催者発表と警察発表に大きな食い違いが出た原因について韓国・SBSが伝えた。

5日午後、ソウル中心部の市庁前広場から光化門広場まで約1キロの区間に、「ろうそく集会」に参加する大勢の人が詰め掛けた。主催者側は参加者20万人としたが警察推算では4万5000人、その差はざっと15万人以上になる。この食い違いのあまりの大きさから議論が巻き起こった7日、イ・チョルソン警察庁長は「高層ビルから写真を撮り、370の区域に分けて実際に数えたところ4万7600人の人がいた」とその算出方法を発表した。

またSBSは、警察がこうした際に通常行う参加者の算出方法を紹介している。これによると、3.3平方メートルの空間に人が座る場合は5人、立っている場合は9人が入ると仮定、実際の面積に換算して算出するという。これについてSBSは「実験」を実施、全員が大人の男性であっても、警察が基準とする人数では余裕があり過ぎると指摘した。

事実、12年10月、光化門広場の半分ほどの広さのソウル広場で開かれた歌手PSY(サイ)のコンサートには8万人が集まったと警察が発表した例があり、警察が集会・イベントの種類により推算参加者数を操作しているのではないかとの指摘が出ている。

報道を受け、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「歴史に残るから数が多くなるのが怖いんだろう。僕が見るに20万人は余裕で超えてた」
「PSYのコンサートとデモ…数え方にも政治が絡むの?だから政治警察と呼ばれるんだよ」
「どっちでもいいさ。テレビの空撮映像を見たところでは、とにかくむちゃくちゃ多いとしか思わなかった」

「いちいち写真を撮って数えたって?警察は本当にやることがないんだな」
「考えただけで笑える。だってあの日投入された警察官は2万人だそうじゃないか。とすると、画像に見える人の3人のうち1人は警察官ということになる。あり得ないだろ」
「4万5000人まで数えてやめたんだろう。しかしどうでもいいことで騒いで論点をずらすのはやめよう」

「警察はもともとうそつき。信じる方がばかをみる」
「誰の言ってることが正しいか、整理券を引かせてみよう」
「警察は数を数えられないんだ。小さい頃からちゃんと勉強しないとあんなふうになっちゃうぞ」
「人数を減らしたところで何かが良くなるのか?」(翻訳・編集/吉金)