情報社会の発展に伴い、昔とは比べ物にならないほど膨大な情報が世界を行き交うようになった。隣国である中国に関する情報も多彩を極めており、享受する情報によって、中国に対するイメージも大きく変わってくる。その一方で、中国に対する典型的なイメージも健在。特に中国に関わる機会がない人の脳内では「不動の地位」を築いているのである。

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 情報社会の発展に伴い、昔とは比べ物にならないほど膨大な情報が世界を行き交うようになった。隣国である中国に関する情報も多彩を極めており、享受する情報によって、中国に対するイメージも大きく変わってくる。その一方で、中国に対する典型的なイメージも健在。特に中国に関わる機会がない人の脳内では「不動の地位」を築いているのである。

 中国メディア・今日頭条は10月29日、「日本人は、中国のどこにすごさを感じているのか」とする記事を掲載した。記事は、近ごろ日本のウェブサイト上で中国のすごい点に関する議論が繰り広げられていると紹介。そのなかで挙がってきた5点について解説している。

 その5点とは、「卓球」、「カンフー」、「万里の長城」、「チャイナドレス」、「餃子」だ。どうだろうか、あまり中国のことを良く知らない日本人が抱く中国のイメージと、ほぼ合致するのではないだろうか。記事は、日本人も卓球が好きだが、技術的に中国を超えることが難しくなっていると紹介。日本人の中の「中国=卓球」というイメージは定番中の定番と言っても過言ではない。

 続いて「カンフー」は、特にジャッキー・チェンの人気が高いと説明。今から30年以上前、ジャッキーの結婚騒動が日本で持ち上がった際に、日本のファンが自殺をしたというエピソードを紹介することで、その人気ぶりを伝えた。「万里の長城」は、「日本では京都を除き、これほど偉大かつ古い建築を見ることは少ない。これも日本人が万里の長城を羨ましがる原因だ」とのことである。羨ましいかどうかは別として、中国へ行ったなら1度は見てみたい、と思うのは間違いないかもしれない。

 「チャイナドレス」については、中国人観光客が日本にやって来て和服を体験したくなるのと同様、日本の女性も中国でチャイナドレスの店に行き試着するのだ、と説明している。そして、「餃子」については日本国内の餃子店の多さから、その熱愛ぶりが見て取れると解説。ただ、中国では餃子を主食にするの対し、日本では往々にしておかずと見なされると紹介している。

 できれば「自転車」も加えて欲しかった。しかし、自動車の急増や公共交通機関の整備によって自転車の数が減っている現状を考えれば、かつてほどのインパクトはないのかもしれない。ただ、日本にはいまだに「中国=自転車」と思い込んでいる人もたくさんいるはず。そんな人びとが、今初めて中国の地を訪れたら、いったいどのような感想を持つだろうか。(編集担当:今関忠馬)