7日、排ガス不正問題などで独フォルクスワーゲンの韓国市場での販売が激減する中、その「空席」を埋めたのが日本車であるとの統計が出された。この勢いに乗り、来年には韓国の輸入車市場に「日本車の時代」がやって来るとみる声も出ている。写真はソウル。

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2016年11月7日、韓国・東亜日報によると、排ガス不正問題などで独フォルクスワーゲン(VW)の韓国市場での販売が半年で120分の1にまで激減する中、その「空席」を埋めたのが日本車であるとの統計が出された。この勢いに乗り、来年には韓国の輸入車市場に「日本車の時代」がやって来るとみる声も出ている。

韓国輸入自動車協会(KAIDA)の資料によると、先月の韓国国内でのVW新車登録数はわずか30台だった。すでに排ガス不正問題が発覚していた今年3月、「騒動に反し堅調に売れている」と言われた登録数3663台から激減している。この半年ほどで行われた韓国環境部による調査や販売禁止措置、それに伴う世論の悪化を受け、VWの韓国でのブランド価値は暴落してしまった。

一方で目覚ましく販売を伸ばしているのが日本車だ。韓国で人気のレクサス、ホンダ、トヨタの先月の販売台数を合計すると2950台で、VWの実に98倍を超える。今年1月のVWの1660台の販売に対してレクサス577台、ホンダ406台、トヨタ275台と3ブランドを合計してもVWの販売に届かなかったのとは大違いだ。

自動車業界では、今後日本車の勢いがさらに強まるとの展望が出ている。国産車の業界関係者は「輸入車を買おうと心に決めた層はブランドとイメージを重視するので、国産車には簡単には乗り換えない傾向がある」とし、「最近、ドイツブランドに対する『バブル』がはじける一方、日本車の耐久性や品質に対する高評価が続いている」と日本車人気を説明した。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「日本は正直なところ好きではないけど、技術力と自動車文化は認めるべきだな」
「日本では現代(ヒュンダイ)車が全然売れなくて撤退したのにね」
「いくら安倍(晋三)首相が嫌いでも、日本車までは憎めない。現代や起亜(キア)車よりいい車であることは間違いないからね」

「国産メーカーが車をちゃんと作って納得のいく価格で売れば変わると思うけど?」」
「消費者の立場で言ったら、日本車は悪くない」
「現代・起亜も席を空けるべきでは?」

「すぐVW人気が戻るんじゃないかな?ものすごい爆弾セールと共に…」
「いい物を買って使うのに、何か問題でも?」
「現代・起亜は人のせいにしてないできちんと車を作ったらどうだ」
「現代・起亜が日本車に追い越されるのはいつになるかな?」(翻訳・編集/吉金)