外された指輪が意味深な本ビジュアル (C)Medusa Film 2015

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 イタリアのアカデミー賞に当たるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で、作品賞、脚本賞をダブル受賞した「おとなの事情」が、2017年3月から公開されることが決定した。あわせて、登場人物7人がスマートフォンの画面に映っているかのようなユーモアたっぷりの本ビジュアルを、映画.comが先行入手した。

 映画は、“スマートフォンをめぐる夫婦や親友の秘密”をテーマにしたワンシチュエーションコメディ。食事会に集まった7人の友人夫婦が、「メールが届いたら全員の目の前で開くこと」「かかってきた電話にはスピーカーに切り替えて話すこと」をルールにした“信頼度確認ゲーム”を開始。夫婦間のもめ事のみならず、働く男女が抱える家庭の問題、仕事や性格についての悩みなどを描出し、スマートフォンによって7人の本当の姿が露呈していく様を活写する。

 イタリアでは28週にわたるロングランを記録し、アメリカのトライベッカ映画祭では脚本賞、ノルウェー国際映画祭では観客賞を受賞するなど、世界各地の映画祭で高評価を獲得している本作は、メガホンをとったパオロ・ジェノベーゼ監督が、知り合いのカップルに起きた出来事からインスピレーションを得たもの。「男性が事故に遭って入院した時、病院へ向かった女性に彼の携帯が渡された。そこで色んなメールを見たらしくて、彼が退院したらすぐに別れたカップルがいたよ」とコメントを寄せている。

 「人生、ここにあり!」のジュゼッペ・バッティストン、「五日物語 3つの王国と3人の女」のアルバ・ロルバケル、「ローマに消えた男」のバレリオ・マスタンドレア、「カプチーノはお熱いうちに」のカシア・スムトゥアニクらが、ゲームに興じる夫婦たちを演じている。

 「おとなの事情」は、17年3月から東京・新宿シネマカリテほか全国順次公開。