6日、今月2日に仁川地下鉄2号線の運行が一時中断されたのは手抜き工事が原因だったが、工事を管理していた仁川都市鉄道建設本部と2号線を運営する仁川交通公社は互いに責任を押しつけあっており、ネットユーザーから批判の声が出ている。資料写真。

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2016年11月6日、韓国・ニューシスによると、今月2日に韓国・仁川地下鉄2号線の全区間で運行が一時中断されたのは「手抜き工事」が原因だったと明らかになったが、工事を管理・監督していた仁川都市鉄道建設本部と2号線を運営する仁川交通公社は互いに責任を押しつけあっており、ネットユーザーから批判の声が出ている。

仁川交通公社によると、今月2日に仁川地下鉄2号線の全区間で運行が一時中断されたのは転轍機が故障し運行に支障が出たためで、その原因は容量不足のヒューズ、ケーブル接続端子台・ヒューズホルダーのつなぎ目部分の不良などだった。また、転轍機端子台(ケーブルの連結付属品)を固定するボルトもちゃんと締められていない状態だったことも分かった。線路を固定するボルトが締められていない状態で地下鉄を運行していたということだ。

仁川交通公社のイ・ジュンホ社長は、「運行中断に対する責任の究明はもちろん、工事を担当した会社に損害賠償を請求するなど、再発防止に向けた措置に踏み切る」と明らかにした。しかし、2号線の工事を管理・監督していた仁川都市鉄道建設本部は、「施工上は全く問題ない。また、事故原因を明確にすることは難しい」との立場を示している。

これに対し、韓国の市民社会団体は官民が共に安全委員会を構成し、原因を明らかにすることを提案している。団体は「仁川市は特別点検団を立ち上げて特別点検を実施したが、依然として地下鉄が安全に運営されているとは思えない。地下鉄の構造的、根本的な安全対策について真剣に議論する時」と強調した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「仁川市民としてとても恥ずかしい」
「責任を押し付け合うなんてみっともない」
「韓国は不正・腐敗共和国」

「今回は誰が国の税金をくすねたのか…」
「政治が落ちぶれたら社会全体が落ちぶれる」
「大きな事故に巻き込まれずに生きていることが不思議」
「韓国はまだ後進国だと実感。大きな事故で多くの国民の命が犠牲になる前に、徹底した調査をしてほしい」
「もしかして中国製の部品を使った?」
「仁川2号線は問題が多過ぎる!毎日のように会社に遅刻しているが、責任を取ってくれる人は誰もいない」(翻訳・編集/堂本)