笑顔でランニングするGK西川周作

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 守護神としてのプライドをのぞかせた。茨城県内で合宿中の日本代表だが、15日のW杯アジア最終予選で対戦するサウジアラビアの映像が事前に選手には配布されている。GK西川周作(浦和)は「メールで送られてきたので、僕は見ました」と、合宿前にすでに確認済みだという。

「サウジアラビアは、UAEとかと比べると力的には…(少し劣る)というイメージがあったけど、結果的に勝ち点を拾っている。ずる賢さであったり、PKをもらっていたり、そこは注意しないといけない」

 W杯アジア最終予選のB組は第4節終了時点でサウジアラビアが3勝1分の勝ち点10で首位。2勝2分で勝ち点8のオーストラリアが2位、日本は2勝1分1敗の勝ち点7で3位と続く。サウジはここまで4試合で計8得点を挙げているが、そのうち3点がPKで、1点が直接FK。ハリルホジッチ監督も「サウジアラビアはPK、FKを誘うスペシャリストだ」と警戒を強めている。

 対する日本はここまでの4失点のうち2点がPKで、1点が直接FK、1点がFKに合わせられる形と、すべてセットプレーからゴールを許している。4試合すべてでゴールを守っている西川は責任を感じつつ、「PKになることも必ずある。UAE戦、オーストラリア戦とPKで失点しているので、3度目は必ず結果を残したい」と、“リベンジ”の機会を待っている。

「防げない失点はないと思っているし、PKにしてもFKにしても、もっとやれると感じている。この経験を無駄にしないように。これまでも失点から学んでやってきた」

 一つひとつの失点を糧に、さらなる成長を誓う守護神は「GKの活躍が最終予選では大事になると痛感している。ここぞというときに結果を出して、『GKで勝ち点を取った』と言われるような試合を見せたい」と誓っていた。

(取材・文 西山紘平)


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