MF山口蛍はイラク戦の再現となるヒーロー弾も狙う

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 W杯アジア最終予選のB組は第4節を終了し、サウジアラビアが3勝1分の勝ち点10で首位。2勝2分で勝ち点8のオーストラリアが2位、日本は2勝1分1敗の勝ち点7で3位となっている。

 最終予選の前半戦ラストゲームとなる15日のサウジアラビア戦(埼玉)は、負ければW杯出場が黄信号以上のピンチになる可能性がある崖っ縁の大勝負。10月6日のイラク戦(2-1)で試合終了間際に決勝点となるミドルシュートを決め、ハリルジャパンを窮地から救ったMF山口蛍(C大阪)は「相手が首位にいるチームなので勝つしかない。引き分けでも厳しくなる」とテンションを上げた。

 6月にドイツからJ2のC大阪に戻ってきたが、最終予選が開幕した9月の代表戦で代表復帰を果たすと、10月、そして今回と常に招集され、ハリルホジッチ監督からも「イラク戦で点を決めたように、前に行けるクオリティーを持った選手、この(J2の)リズムでずっとプレーしていると少し不安になるが、ボールを奪うところではものすごい能力がある。ものすごく速いし、爆発的でもある。そういう選手は少ない」と、変わらぬ高い評価を受けている。

 これには山口自身も「J2にいる中でも毎回呼んでもらっていますし、試合でも使ってもらっているので、信頼を感じている部分はかなりある。だから自分がピッチに立ったときはしっかり結果を残さないといけないというのは毎試合感じている」と話し、期待に応えようという意識は高い。

「サウジ戦は間違いなく今年一番の試合になる。とにかく勝たないといけない。オマーン戦もホームなので2試合とも勝って、1年を締めくくりたい」。勝利に貢献し、ロシアへの道を広げることを誓った。

(取材・文 矢内由美子)


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