ドイツの動物園でゲイのペンギンカップルが結婚10周年を迎えた

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ドイツの動物園でゲイのペンギンカップルが結婚10周年を迎えた

ドイツ・ブレーメン州にあるブレーマーハーフェン動物園で、雄ペンギン同士のカップルが結婚10周年を迎えた。

毎年同じ相手と巣作り

ペンギンは夫婦仲がいいことで知られている。毎年繁殖期になると、同じ相手と巣作りし、子供を育てると言われている。

ブレーマーハーフェン動物園のフンボルトペンギン、DottyとZeeもまさにそんなカップルだ。ただし、2匹とも雄。

10年前にこの動物園に連れて来られた時から2匹は行動を共にし、「一目でカップルだとわかった」と飼育スタッフは言う。

フンボルトペンギンは絶滅危惧種なので、スタッフ一同、子供を心待ちにしていたが、数年経っても子供はできなかった。そこでDNA検査をしてみたところ、2匹とも雄だと判明したとのこと。

雌ペンギンに目もくれず

同動物園の獣医は「2匹の繋がりはとても強い」と言う。1度、無理にでも子供を作らせようとして、スウェーデンから6匹の雌を運び、「お見合い」させたことがあるそうだ。しかし、DottyもZeeも雌ペンギンには目もくれなかった。

その後も2匹は、毎年繁殖期になると巣作りをし、授かるはずのない子供を育てる準備をし続けたという。

2匹に贈られた子供

2009年、DottyとZeeに幸運が訪れた。園内のフンボルトペンギンの中に、生んだ卵を放棄する親が出た。スタッフはその卵をDottyとZeeに与えたのだ。

2匹は授かった卵を交互に温め、雛に餌を与え、育児をすべて分担して行なった。

驚いたことに、ブレーマーハーフェン動物園にはこうしたゲイのペンギンカップルが3組いるという。