(写真=韓国青瓦台HPより)

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11月4日に発表された朴槿恵(パク・クネ)大統領の“対国民談話”。韓国YMCA慶南協議会によれば「事実上、弁明に汲々としていた」その談話は、朴槿恵大統領の“退陣”を求めていた韓国市民たちにさらなる失望感を与えた。

実際のところ、その翌日に行われた大規模デモには、約20万人が集結。来る12日に予定されたデモには、もっと大勢の市民が集まると予想されている。

談話の一節に、「こんなことをするために大統領になったのかという自己恥辱感を感じるほど心苦しい」という部分があった。朴槿恵大統領が「いかに苦しんでいるか」を訴えるためのフレーズだろう。

しかし、一国の大統領としてあまりにも無責任なこの発言を、韓国市民たちは「これは名言だ」と皮肉っている。

自虐パロディーの数々

早速、「名言」のパロディーも続出した。

「こんなことをするために“韓国に生まれたのか”という自己恥辱感を感じる」
「こんなことをするために“誠実に税金を払ったのか”という自己恥辱感を感じる」
「こんなことをするために“会社に行くのか”という“退社感”を感じるほど苦しい」
「こんなことをするために“就活をしているのか”という“貧困感”が感じられて苦しい」
「こんなことをするために“Galaxy Note7を買ったのか”という“爆発感”がして苦しい」

などなど。また、有名人によるパロティーも次々と登場。

「政治がこれほど面白いとは…。こんなことをするために“コメディアンになったのか”という自己恥辱感を感じるほど苦しい限りです」と自虐的に言ったのは、女性お笑い芸人キム・ミファだ。

小説家のキム・ヨンハは、「最近のニュースより面白くない小説を書くため机に向かっていると、私はこんなことをするために“小説家になったのか”という自己恥辱感がし、苦しい日々です」とFacebookにコメント。

歌手イ・スンファンは「こんなことをするために“歌手になったのか”…ファンの前でこう言ったりして」と、SNSに書き込んでいる。

談話中に出てきた、「これから些細な縁を完全に切って生きてゆく」という一節に対しても、「対国民絶交宣言」という嘲弄が。

他にも「幽体離脱話法」「主語が全く見当たらない」「まるで“悔しい”と延々に書いた日記みたいだ」などの皮肉が絶えず、国民に全く受け入れられない“対国民談話”になってしまったようだ。

いずれにせよ、任期満了まであと1年4ヶ月も残っている朴槿恵大統領。前途は多難だと思わずにはいられない。

(参考記事:怒りをギャグに昇華!! “崔順実ゲート”がらみのギャグが面白すぎる

(文=李 ハナ)