バーレーンで10月に開催された「AFC U-19選手権2016」において、U-19日本代表は初優勝という快挙を果たし、2017年のFIFA U-20ワールドカップの出場権を獲得した。

 日本サッカー界に新しい力が着実に育っていることを示した優勝という結果とは対照的に、中国は0勝1分2敗と振るわず、実力不足をはっきりと露呈する形となった。中国メディアの捜狐は2日付で、日中のサッカー界に大きな実力差が生じている理由について分析する記事を掲載している。

 記事はまず、「日本には青少年がサッカーを大好きになり、サッカーに打ち込むための環境が存在している」と説明し、その環境の例として「全国高校サッカー選手権」を挙げた。

 中国には約100年の歴史を持つ全国高校サッカー選手権のように「学校サッカー界の頂点」を決めるような大会は存在しないと強調したほか、日本の青少年はサッカーを楽しむことを通じて青春を謳歌していると説明、それゆえ日本の各学校では「サッカーは最も人気のある部活動の1つである」と指摘し、各学校における部活動や「学校サッカー界の頂点」を決める大会といった環境こそが、優秀なサッカー選手が育つ大きな力となっていると指摘した。

 さらに記事は、「中国の大多数の親にとってプロのサッカー選手は『まともな職業』ではないが、日本では子どもたちの選択が尊重される」と説明し、日本では子どもがプロのサッカー選手を目指すことは何らいかがわしいことではないと指摘。日本には優秀なサッカー選手を育てるための部活動という環境があり、プロ選手を目指すことも何ら反対されない環境があるからこそ、日本のサッカー界では優秀な若い力が育つのだと分析している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)