5日、英紙デイリー・メールはこのほど、中国上海市が小学生男子児童に特化した精神修養の教材を発表したと報じた。男子児童は女子児童に比べて「メンタルが弱い」ことから、精神的に強くすることが目的だという。写真は上海の小学校。

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2016年11月5日、参考消息網によると、英紙デイリー・メールは先月30日、中国上海市が小学生男子児童に特化した精神修養の教材を発表したと報じた。男子児童は女子児童に比べて「メンタルが弱い」ことから、精神的に強くすることが目的だという。

中国日報によると、上海教育出版社は10月初旬、「小小男子漢」という教材を出版した。近年、男児が日頃から接する家族は母親や祖母と女性ばかりの環境になりやすく、男子としての気概を持てない男児が増えている。学校でも、女子より成績が劣る男子が少なくなく、成長を心配する母親が増えているという。

この教材の作成を提案したのは上海市静安区教育局。「どうして僕は男の子で、女の子じゃないの」「どうして投資や資産運用の意識を持たなきゃいけないの」など全6章からなり、授業は男子児童だけで行うように作成されている。教育局の担当者によると、静安区をはじめとする一部地区で、この教材を使って授業が行われているという。

男女別での授業を受けたことがあるという19歳男性は、「レストランでテーブルにつく際、女性には椅子を引くなどのエスコートマナーも覚えることができた」とし、そうした授業を受けることには意味があるはずだと話している。(翻訳・編集/岡田)