■白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第32回 
◆〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

【ミスを減らすにはトップの「間」が大事】

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回のレッスンまでは室内の打席で打ってもらいましたが、今回は実際に芝の上からアプローチをしてみましょう。

白石あさえ:以下白石 はい。なんだか緊張しますね。

(何球かアプローチをした後に)
内藤 正直、悪くないと思います。基本的な構えはできているし、思っていたよりもできています。

白石 本当ですか? でもトップしたり、ダフったりするんですが。

内藤  白石さんのミスの原因は、手でクラブを下ろしすぎているからです。特に右手に力が入って、ボール付近でヘッドを速く動かそうとしています。急激に加速させると、ヘッドの動きというのは不安定になってしまいます。

白石 内藤コーチはリズムが大切だと言いますが、なぜ、リズムよく振るとミスが出ないんですか?


内藤  いい質問ですね。先ほど話したようにクラブは急加速させてはダメで、手先でクラブを動かそうとすると軌道は不安定になります。クラブの重さを利用すると、リズムよく振ることでき、スイングの反復性が高まります。そうなると、確実にボールをとらえることができるようになります。

 そして、インパクトに向かっては、徐々に加速しながらヘッドをボールにコンタクトする必要があります。そのためには、やはりリズムよく振ることが重要で、トップで一瞬の"間"を作ることがポイントになるのです。

白石 "間"って何ですか?

内藤 たとえばボールを空に向かって投げると、落ち始める間際に少し止まったように見える瞬間がありますよね。それが"間"です。間を作るには、できるだけグリッププレッシャーを緩くして、クラブの重さを感じながら振ることです。この"間"ができることで、スイングリズムがよくなるわけです。

白石 クラブの重さを感じながらですね。

内藤 振り子をイメージするといいと思います。トップもフォローも同じ高さまで、ヘッドが動くことで、スイングの反復性は高くなります。

白石 わかりました。しっかりイメージしながら練習します。

 はじめは腕に力が入り過ぎているため、トップで"間"を作ることができていなかった白石さん。アプローチでは、振り子のイメージで振ることが重要であることを説明され、リズムがよくなる=反復性が高くなることを確認。

 たとえば、ボールを空中に投げ上げた時、落下しはじめる直前、止まっているように見える。それが一瞬の"間"。スイングのトップ時にこれを意識できると、リズム感が生まれる。

 リズム感が出るようになって、ミスが減った白石さんのアプローチショット。ボールが自然と上がるように。

(つづく)

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。この秋も各週刊誌の表紙、グラピアページに登場。セクシーなボディーで注目を集めている。最近は競馬も趣味に加わり、「南関ガールズ」として、競馬場イベントにも多数参加。近況は公式ブログとインスタグラムに随時アップされるのでチェックを。ゴルフのほうは最近、練習量を増やして、急成長中。「ジャストミートすると、気持ちのいい音がする。その割合が高くなってきた気がします」。内藤コーチもその変貌ぶりを認めており、そろそろコースデビューのお許しが出るかも!? 身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato