「WORLD HAPPINESS2016」の模様がCSテレ朝チャンネル1にて放送される

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高橋幸宏がキュレーターを務め、今回で9回目の開催となる「WORLD HAPPINESS2016」の模様が、CSテレ朝チャンネル1にて11月13日(日)昼4時より3時間にわたって放送される。

【写真を見る】東京スカパラダイスオーケストラはブラジル・リオデジャネイロから帰国したばかりのパフォーマンスだった

初回開催よりファンに親しまれてきた会場である、東京・夢の島公園陸上競技場での最後の開催となった「WORLD HAPPINESS2016」。数あるフェスの中でも、独自の路線で個性を放つ本イベントが、いよいよCSテレ朝チャンネル1でテレビ初放送される。

オープニングアクトの柴田聡子がレフトステージにて、弾き語りで「カープファンの子」などを歌い終え、センターステージに現れたのは林立夫、沼澤尚(シアターブルック)という2人のドラマーを中心にした・AFTER SCHOOL HANGOU。

そこに、鈴木茂、森俊之、沖山優司、Leyonaという顔ぶれも集結し「学生時代、放課後によく聴いた洋楽曲をカバーする」をコンセプトに“WORLD HAPPINESS=ワーハピ”らしい、リラックスしたムードを作り出す。

さらにThe Beatlesの「Lady Madonna」では、LEO今井、Crosby,Stills,Nash&Youngの「Helpless」では矢野顕子がゲストボーカルとして登場。トッド・ラングレン「I Saw The Light」では矢野、LEO、Leyona、高橋幸宏の4人が歌声のハーモニーを響かせ、観客を魅了する。

次に、矢野顕子はピアノの弾き語りから始めると、「CHILDREN IN THE SUMMER」や、はっぴいえんどのカバー「夏なんです」など、夏の終わりにふさわしいナンバーを披露。「(高橋と)一緒の舞台で歌うのはYMO以来だと思います」と語ると、観客からどよめきが起きた。

そして、グループとしてはYMOを抜いてワーハピ最多出場となったスチャダラパー。「俺たちも3人組なので、(YMOの)後を継ごうかなと思ってます!」とYMOの後継を高らかに宣言すると、「サマージャム(ワーハピVer.)」と題して、坂本龍一「戦場のメリークリスマス」の上でコール&レスポンスで観客を盛り上げる。

さらに'11年に無期限活動休止を宣言したムーンライダーズが復活。「Who's Gonna Die First?」「Don't Trust Anyone Over 30」、さらに鈴木慶一が「活動休止の休止ス

タート!」と宣言すると「ヴィデオ・ボーイ」「スカーレットの誓い」など、次々と懐かしい楽曲を披露し、観客からは大合唱が起こった。

リオデジャネイロ公演から帰国してすぐだった東京スカパラダイスオーケストラ は、演奏前に「ワールドハピネスですけれど、僕的には東京ハピネス的な感じですね。でもある意味、身内の直属の上司がたくさんいる感じで緊張するけどね(笑)」(谷中敦)。

「音楽に国境はないというテーマで世界中に僕らの音楽を広める活動をしています。まさにワールドハピネスというテーマにぴったりな僕らを今後も呼んでください」(川上つよし)とそれぞれ語った。

ライブがスタートすると「リオの次は東京オリンピックだもんね! 東京、気合入れていこうぜ!」と呼び掛け「Paradise Has No Border」「DOWN BEAT STOMP」などを披露。現地の熱い熱気を運ぶかのように、会場の熱気をさらに上げていく。

水曜日のカンパネラのコムアイは、大きな白馬のみこしに乗って客席から登場する派手な入場で会場を沸かせると、「カモン!埋立地!」とあおる。「ラー」「シャクシャイン」「ウランちゃん」と、アルバム『ジパング』からの楽曲を中心に披露し、ラストは代表曲「桃太郎」をキュートな魅力で観客を魅了した。

2年ぶり2回目の参加となった、電気グルーヴは「僕なんかはYMOで音楽というものを意識したので、もし幸宏さんと出会っていなかったら僕らもここにいなかったと思うんです。でもそれだけのキャリアを積まれた上で、若い人たちにもこうして歌う機会をつかってくれるのは素晴らしいと思います! これからもずっと生きている限り頑張ってください!!」(石野卓球)と、キュレーターである高橋へのリスペクトを語った。

ステージ上では石野とピエール瀧が相撲を取るパフォーマンスを繰り広げ笑いを取ったかと思えば「Fallin' Down」「Missing Beatz」「N.O.」「富士山」「虹」など、ヒットチューンを連発し、観客の体を大いに揺らした。

そして3年連続でトリを務めることになったのは、高橋や小山田圭(Cornelius)らからなるグループ・METAFIVE。高橋が「ちょっと雨きちゃったよね」と呼び掛けるも、観客からはそんなことお構いなしの歓声が上がる。

「Maisie's Avenue」「Luv U Tokio」など、1月に発売されたアルバム『META』の収録曲を中心に披露し会場が1つとなり、フィナーレの頃にはすっかり雨もやみ、夢の島公園でのワーハピの最後を飾るにふさわしい1日となった。