新進気鋭ジャック・オコンネルが
名デザイナー役に挑戦 Photo by Ian Gavan/
Getty Images for Jaeger-LeCoultre

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 2010年に40歳で死去した英ファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンさんの伝記映画に、「不屈の男 アンブロークン」「マネーモンスター」などで知られる英俳優ジャック・オコンネルが主演することがわかった。

 本作は、マックイーンさんが母親に捧げたという、09年に大成功を収めたショーに至るまでの創作過程を描くもので、オコンネルがマックイーンさん役を演じる。

 「さざなみ」のアンドリュー・ヘイ監督がメガホンをとり、ウガンダのホモフォビア(同性愛嫌悪)を題材にした舞台「The Rolling Stone(原題)」が絶賛された劇作家クリス・アーチが脚本を執筆。「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を手がけ、マックイーンさんの伝記本であるアンドリュー・ウィルソン著「Blood Beneath The Skin(原題)」の映像化権を獲得しているダミアン・ジョーンズがプロデュースする。米ハリウッド・レポーターによれば、17年初頭にクランクインし、年末公開を目指す。

 マックイーンさんは、1969年にロンドンで労働者階級の家庭に生まれた。16歳で紳士服街サビルローのテイラーで働き始め、のちに名門ファッションスクールのセントラル・セント・マーチンズに入学。同校の卒業コレクションを、著名スタイリストでファッションエディターの故イザベラ・ブロウが全点買い上げたことで一躍注目された。

 その後、92年に自身の名を冠したブランドを立ち上げ、96年には弱冠27歳でジバンシィのデザイナーに就任。同性愛者であることを公言していたマックイーンさんは、ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを4度受賞するなど、英国を代表するデザイナーの1人であり、独創的かつ繊細で荘厳なショーはいつも話題となった。母親ががんで他界した数日後の2010年2月11日、ロンドンの自宅で遺体で発見され、自殺と断定された。