中国はBSE問題を理由に日本産牛肉の輸入を禁じているが、神戸牛をはじめとする和牛ブランドの味の良さは、中国でも高く評価されており、その美味しさも広く認知されている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国はBSE問題を理由に日本産牛肉の輸入を禁じているが、神戸牛をはじめとする和牛ブランドの味の良さは、中国でも高く評価されており、その美味しさも広く認知されている。

 江戸時代においては、牛肉や豚肉などは禁忌の対象であったため、あまり食べられることはなく、肉用牛として飼育されることも少なかったとされる。日本で牛肉が広く食されるようになったのは、明治時代以降のことであり、世界に誇る和牛の開発が行われるようになったのも同じく明治時代以降のことだ。

 中国メディアの今日頭条は5日、「牛肉を食べるようになってから100数十年しか経過していないのに、日本人は世界でもっとも美味しい牛肉を作り出した」と指摘する記事を掲載した。

 記事は、明治時代より前の日本では、「牛は耕作や運搬などに使われ、食用とされることは少なかった」と伝えつつ、特に4つ足の動物を食べることは禁忌とされることが一般的だったと紹介。だが、1872年に明治天皇が牛肉を食したことが報じられると、日本国民の間でも牛肉食が解禁されたと紹介した。

 続けて、現代における和牛の肉質について「溶けるように柔らかく、味も格別」であると絶賛したうえで、価格の高さに違わない旨さを持つ肉であると指摘。世界に誇る和牛は今や日本の「国宝」とも言えるほど重要な存在であるとし、日本人は品種改良を行い、飼育時には適度な運動を行わせ、良質な飼料を与えるなど、優れた肉質を持つ肉用牛を生み出すために、さまざまな努力を継続して行ってきたことを伝えた。

 また記事は、日本人が牛肉を食べるようになってから、まだ100数十年しか経過していないのにもかかわらず、「日本人は世界でもっとも美味しい牛肉を作り出した」と驚きを示したうえで、これはまさしく「匠の精神」によるものであり、称賛に値するとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)