たき火状態

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東京・明治神宮外苑で開かれていたアート展示イベント「東京デザインウィーク2016」で、6日(2016年)午後5時20分ごろ展示アートのジャングルジムが焼け、中で遊んでいた佐伯健仁ちゃん(5)が死亡、助けようとした父親ともう一人がケガをした事故は、強い照明から木くずが発火したとみられる。

中に入った20代の見学女性は「ライトが強めで、地上にもありました。木くずの量が凄かった」と話している。

逃げ遅れた佐伯健仁ちゃん・・・父親「中に子供がいるんだ!」

出火の時には複数の子どもが遊んでいたが、みな逃げ出し、健仁ちゃんだけが逃げ遅れた。木製の枠と木くずの作品に火の回りは早く、父親は「中に子どもがいる」と叫んだが、助け出せなかった。出火そのものをアートのイベントだと思う人もあったという。

展示作品は埼玉・日本工業大学の学生グループが制作し、高さ3メートル、5メートル四方の木枠と地面に大量の木くずがからめてあり、ふわふわした感触が子どもたちにも人気だった。「素の家」というタイトルで、パネルには「生物は巣を作った」「人間は家を作った」「私は素に戻りたい」「私は家を削り暖をとる」とあった。

会見した主催者は「お子さんが亡くなったことは慚愧に堪えません」「消防法などにも照らして準備してきたのだが」と話している。

火災事故後もイベント続行

司会の小倉智昭「木くずの上に薪のようにジャングルジムがあったし、風通しもいい。焚き火状態だったんだろうね」

岸本哲也リポーター「主催者は消防法の問題がないように準備をしたと言いますが、会場には約600の作品があって、一つひとつを詳しく見るのは難しいとも言っています。イベントはそのまま続けられました」

山本一郎(作家)「オブジェとしてはよくできていると思いますが、木くずに配電してはいけない。イベントは中止すべきだった」

石戸奈々子(「デジタル「えほん」代表取締役」「かわいそうで言葉もないです。遊具なら安全基準がありますが、これは作品で、一時的な展示ですからねえ」

小倉「大学の学生も相当ショックでしょう。きちんと原因を究明してもらいたいものです」