3月の2次予選、6月のキリンカップ、9月と10月の最終予選すべてに招集されていた柏木が、11月シリーズではまさかの落選。盟友の槙野も「ビックリした」と正直な感想を述べた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月6日、キリンチャレンジカップのオマーン戦と、アジア最終予選のサウジアラビア戦に向けて日本代表が鹿嶋市内でトレーニングを行なった。
 
 今回の招集メンバーは全部で25人。待望論のあった大迫勇也の満を持しての招集や、井手口陽介の初選出などが話題をさらったが、中盤のコンダクターとして常連だった柏木陽介の落選も、小さくない驚きだった。

【日本代表PHOTO】オマーン戦、サウジアラビア戦に向けたメンバー25人
 
 広島や浦和で長く一緒にプレーする槙野智章も、「ビックリしました」と率直な感想を口にする。
 
「ボールを動かせる選手が、今までなら柏木だったり、大島(僚太)だったから。別にコンディションも悪くなかったし……。なんでなんですかね」
 
 今季の浦和では、ルヴァンカップ優勝や、第2ステージ制覇&年間順位1位の原動力となり、随所でハイパフォーマンスを見せている。それだけに、本人が一番、納得できていないかもしれない。
 
 11月シリーズから、日本代表のトレーニングウェアが変わった。色は赤。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「浦和の赤」とジョークを飛ばし、笑いを誘ったという。
 
 しかし、“浦和の10番”はその輪の中にいない……。
 
 再び代表に返り咲くためにも、「三冠」が懸かるチャンピオンシップと天皇杯でさらなる活躍を見せて、“柏木ここにあり”を証明するしかない。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)