キャンプ初日から合流した小林に、ハリルホジッチ監督がマンツーマンで指導する一幕も。オランダで成長中のレフティに、指揮官も大きな期待を寄せているようだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月6日、キリンチャレンジカップのオマーン戦と、アジア最終予選のサウジアラビア戦に挑む日本代表が、鹿嶋市内でトレーニングをスタートさせた。
 
 同日にオランダから帰国し、キャンプ初日からチームに合流した小林祐希は、ランニングをメインに軽めのメニューで調整。練習中にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督とマンツーマンで話し込む姿があり、欧州での成長ぶりにポジティブな評価を得たうえに、「もうワンランク、ツーランク、上に行くためのアドバイスをもらいました」という。
 
 6月のキリンカップ以来に呼び寄せたレフティに、指揮官はどんなことを求めたのか?
 
 まずは、守備における相手へのアプローチだ。
 
「守備の時の寄せる距離を、今よりもう少し縮められるんじゃないか、と」
 
 そして、攻撃時はいかにして仕掛けていくか。
 
「パスのテンポとか、ビジョンも良いけど、時にはドリブルで運んでスピードアップして、ワンツーからのシュートとか。左足で良いものを持っているんだから、それを強引に出してもいいんじゃないかって」
 
 自らに要求されているプレーは、「代表にとっても必要なことかと思います」と小林は理解している。
 
 今夏、初の欧州挑戦を決断し、オランダのヘーレンフェーンに完全移籍。新天地ではコンスタントに出場を続けており、実戦を通じて多くを吸収している最中だ。
 
 ハリルジャパンではトップ下候補のひとりで、香川真司や清武弘嗣がライバルとなる。欧州で着実に力を付けている小林は、熾烈なポジション争いでどれだけアピールできるか。
 
 さらに逞しくなったその姿に期待したい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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