インドネシアのジョコ大統領は6日から予定していたオーストラリア訪問を延期した。首都ジャカルタで4日行われた大規模デモの参加者と治安部隊が衝突し、100人以上が負傷した。

デモを行ったイスラム強硬派の団体は、キリスト教徒のバスキ・チャハヤ・プルナマ知事が聖典コーランを冒涜したとして辞任を要求。イスラム擁護戦線(FPI)の広報担当者は、プルナマ知事のコーランをめぐる発言に対する法的措置が認められなければ、さらなる抗議活動を行う可能性を示唆している。

大統領府は声明で、現在の状況から大統領が国内にとどまることが必要だと判断し、外遊延期を決めたと明らかにした。ジョコ大統領は6─8日の日程でオーストラリアを訪問し、関係強化を図る予定だった。



[ジャカルタ 5日 ロイター]




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