たとえば「アゴにあるニキビがしぶとく、いつまで経っても消えない…」。そんなお悩みだとしても、まずは食生活から見直してみてはいかがでしょう。

体に現れる症状は、いくら小さいものでも体が弱っていることを知らせてくれるサインです。「Little Things」では、いくつかの研究データをもとに、ライターのAngel Changさんが症状別でとりいれるべき栄養素を提案しています。

01.
「手が冷たい」
→海藻、白身魚、マグロ

手の冷えは、免疫力の低下や血行不良、そして季節による気温の低下の影響だと思われがちですが、研究によると、ヨウ素の摂取不足が大きく影響しているよう。

ヨウ素は海藻や魚からとれる「甲状腺ホルモン」の主原料です。この「甲状腺ホルモン」が十分に分泌されていないと、甲状腺に腫れが生じ、激しい痛みを伴います。

米国民健康栄養調査の調べによると、ヨウ素の摂取量は近年50%ほど低下していると言われ、薬で補っている人も多いそうです。でも、まずは薬に頼らず、海藻や白身魚、マグロ、などを積極的にとりいれてみてください。

02.
「肌がカサカサ」
→シーフード、バター

「体は内側からキレイにするもの」というのはあながち間違っていなく、必要な栄養分を摂っているかどうかは、肌を見れば一目瞭然です。肌に潤いが足りていないのは、季節の変わり目のせいではなく、ビタミンA不足が原因のひとつとして挙げられます。

ビタミンAは肌のターンオーバーを助けてくれる救世主というレポートもあり、その一種であるレチノールは、古くからニキビ改善や皮脂腺の活性化に役立つと言われてきています。シーフード、タラ肝油、放牧で育った牛のミルクやバターでビタミンAを補いましょう。

03.
「爪が割れやすい」
→緑の野菜、ドライフルーツ

爪が割れやすいのを、カルシウム不足のせいだと思っている人が多いのですが、じつはマグネシウム不足が主な原因だと言われています。マグネシウムの摂取量が低いと、健康的な爪が生えてこなくなるのだとか。

高血圧、不安や筋肉痛も症状のうちです。さらには、もろい爪、パサパサの髪、白内障などを引き起こす「副甲状腺機能低下症」などの病気もマグネシウム不足により、かかってしまう恐れあり。

積極的にとりいれて欲しいのは、緑色の葉っぱをした野菜、全粒粉の食べ物、お魚、ドライフルーツなど。

04.
「爪に白い斑点」
→ほうれん草、豆、きのこ

「爪に白い斑点があると、幸せなことが起きる」なんて縁起の良い伝えがありますが、現実的には、亜鉛不足の表れです。

カルシウムやプロテイン不足も影響するので、ひとつの栄養素の摂取不足だけが原因ではないようですが、シーフード、ほうれん草、カシューナッツ、お豆、そしてきのこから摂取できる「亜鉛」を食生活にプラスすることで、改善できるはず。

05.
「肌荒れや唇のカサつき」
→大豆、ヨーグルト

肌のカサカサや湿疹は、ビタミンB2の一種であるリボフラビン不足が原因といえます。唇のかさつきが治らないのなら、おそらく体がリボフラビンを必要としている印。

赤血球の生産をし、免疫力を上げてくれるリボフラビンは大豆、ほうれん草、ヨーグルトなどに含まれているので、すべすべ肌のためにも積極的に摂取しましょう。

06.
「亀裂の入った舌」
→アボカド、ピーナッツ

鏡に向かって舌を出してみてください。ピンク色で特に凸凹がなければあなたは健康そのもの。だけど凸凹があるようなら、それはビタミンB不足のサインです。ビタミンBが足りていないと、味覚芽が凝集し、結果として舌に亀裂が入ってしまいます。

健康的な舌を取り戻すためにはお魚、グリーンピース、アボカド、ピーナッツ、そしてひまわりの種などを食べましょう。

07.
「若白髪が多い」
→サーモン、鶏肉、豚肉

「若白髪は天才の証」なんて言われることもありますが、栄養面からみると、それだけでは済みません。白髪の生え具合は、遺伝が大きく影響するものの、ビタミンB12が足りていないことで甲状腺や下垂体が不調になり、生えやすくなるのだとか。

サーモン、鶏肉、豚肉、魚、ブランのシリアル、そしてヨーグルトなどで食改善しましょう。

08.
「舌の痛みや腫れ」
→オクラ、アスパラガス

舌の腫れや痛みは、葉酸が欠乏していることが考えられます。疲労、白髪、下痢なども引き起こし、お酒の飲み過ぎや、野菜・果物を食べていない人に起こりやすい症状です。成人は1日400μgの摂取が推奨値とされています(妊婦さんの場合は600μg)。

アスパラガス、オクラ、ブロッコリー、お豆、そして緑色の葉っぱがついた野菜の摂取を心掛けてください。

09.
「必要以上に汗をかく」
→きのこ、卵の黄身

まず、日光を十分に浴びれてますか?最近、必要以上に汗をかいてるな、と感じている場合、ビタミンDが足りていない可能性があります。日光浴をすることで摂取できるビタミンDは、カルシウムを吸収するためにも必要不可欠です。不足すると、汗っかきになる上、骨も弱ってきてしまいます。

日差しを浴びることにプラスして、お魚、きのこ、ビタミンD強化の牛乳、卵の黄身を食生活に加えて、丈夫な体をつくっていきましょう。

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