駅から近い場所にも、こじんまりした本格的にグルメな店があるのが中目黒のいいところ。渋谷新宿のターミナル駅なら、ちょっと歩かないと美味しい店にはたどり着けないことが多い。

今日はサクッと中目に寄って、駅近くの美味しい店で、ちょっと一杯チョイ飲みしていかない?



店内はラフで温もりのある雰囲気
人気ブリューワリー直営『Nakameguro Taproom』

中目黒


中目黒駅に隣接する中目黒GTプラザの2階。〆には1杯、おいしいビールが呑みたい!というわけで静岡県沼津市にある人気のブリューワリー『ベアードブルーイングカンパニー』が直営するビアパブ『中目黒タップルーム』へ。カウンター脇にスタンディングのテーブルがあり、ここがちょっと1杯ってときにいいんです。

醸造所の直営店とあって、ライジングサンペールエールをはじめとする定番ビール10種に加え、季節限定のビール数種類が樽生で楽しめます。



ナポリのピザをタップルーム風にアレンジ
※時期などによって、メニューの変動あり。

生のホップと沼津のきれいな水を使い、無濾過、自然発泡で造られ熟成期間を経てリリースされるビールは、香りが豊かで複雑かつ繊細な味わいが格別。1杯をゆっくり、じっくり味わいたくなります。

そして忘れてならないのは名物のピザをオーダーすること。薄い生地をカリッカリに焼いたニューヘイブンスタイルの軽やかなピザは、ビールとの相性も格別。ひとりで1枚ぺろりといけちゃいます。味わい深いビールと〆ごはん的ピザで大満足。ごちそうさまでした。お腹いっぱいなので、家までまた散歩しながら帰るとします。



右から黒船ポーター、帝国IPAほか



スモーキーシーザーサラダ




路地裏にひっそりと佇む、ピッツァの名店『聖林館』

中目黒


今やピッツァの街として名を馳せる中目黒。
そんな中目黒にナポリピッツァを広め、全国区にした立役者である柿沼佑武(かきぬま すすむ)氏のお店がある。

ピッツァはシンプルに「マルゲリータ」と「マリナーラ」の二種類のみ。通ならば生地の風味が引き立つ「マリナーラ」をチョイスしたい。

カウンターでアーティストさながらに軽やかな動きをみせる柿沼氏の姿を見ながら、熱々のピッツァを味わうのも一興。


駅からすぐの場所でも、うにや絶品肉の名店があるのが、中目黒なんです



開店当初からの人気メニュー「うにのグチュグチュスパゲッティ」¥2,200。濃厚な味わいに太麺パスタがぴったり。
ミョウバンなし無添加生うにをてんこ盛り!『イタリアンバル・マルテ』

中目黒


2015年、中目黒にオープンした『イタリアンバル・マルテ』はオリジナルメニューが豊富な人気店。「うにのグチュグチュスパゲッティ」は胡椒たっぷりの「辛ボナーラ」などと並ぶ、開店当初からのスペシャリテだ。

この店で使用するうには函館から仕入れた、都内でも手に入りにくいミョウバンなし無添加の生うに。それがこれでもかとテンコ盛りで出てくるのだからうに好きにはたまらない!

使用する生うには贅沢に40g!それをクリームなども一切使用せず、ニンニクオイルと、太めのパスタ、無添加生うにのみで仕上げる逸品。素材そのものの味わいが活きた、うに好きのためのうにパスタ。一度ご賞味あれ!




肉塊“ロック”ステーキ
肉食女子会の定番店といえば『ウシゴロバンビーナ・カルボーネ』

中目黒


今夜は肉!な気分のときにはこちらの店へどうぞ。

国産黒毛和牛A5ランクのみを使用するこちらの看板メニューは「肉塊“ロック”ステーキ」。

岩の如き塊肉を、遠赤外線の効果を利用して炙り焼くので、旨みを外に逃さない。まずは岩塩だけで肉本来の味と炭火の香りを楽しみたい。




脂付き小腸
一度訪れたらリピート必至『小野田商店』

中目黒


一人でさくっと焼肉でも、という楽しみ方ができるのがこちら。11年前の開店当初から熱烈なファンを惹きつける人気店だ。

500円均一という明快な価格設定と、費用対効果が高すぎるホルモンのクオリティの高さは他の追随を許さない。超人気店なので、来店前の電話問い合わせが吉。