1日、韓国メディアによると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2014年に世界文化遺産に指定した韓国の「南漢山城」の毀損(きそん)状態が深刻であることが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は南漢山城。

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2016年11月1日、韓国・京郷新聞によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2014年に世界文化遺産に指定した韓国の「南漢山城」の毀損(きそん)状態が深刻であることが分かった。

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京郷新聞の記者が訪れると、南漢山城の北門付近のヨジャン(城壁の上に低く積まれた堀)は所々が毀損した状態で放置されていた。また、城郭を支えるれんがは剥がれ落ち、赤い内部が見えていた。東門付近では割れて鋭く尖ったれんがが訪問客を脅かしていたという。南門も同じような状態で、城門の壁はひび割れ、天井のれんがは割れて不安定な状態でぶら下がっていた。ヨジャンは下が10〜20センチほど浮いており、いつ崩れてもおかしくない状態だったという。

このように、南漢山城は文化財庁の安全点検で、2年連続で最下位等級と判断されるほど、毀損状態が深刻だ。京畿道は専門機関に要請して対策作りに乗り出したが、いまだにその場しのぎの補修作業だけを繰り返している。

また、山城周辺に散乱する住民らの捨てたごみやペットの排せつ物も深刻な問題となっている。ござを敷いて宴会をする人たちや、ラーメンや酒を許可なく販売する人も多いという。

さらに、文化財のずさんな復元・補修も問題となっている。南漢山城の代表的な建物「守禦将台」の2階の窓は復元後に全く別の形に変わってしまった。ヨジャンもセメントなどで補修されたため、本来の姿が失われた。1998年に再建された崇烈殿の講堂の屋根も、本来と全く異なる形に変わっている。

南漢山城道立公園の関係者は「来年初めに10億ウォン(約9000万円)をかけて大々的な復元・補修工事を行う」とし、「崩壊の危険がある城壁などについても、国立文化財研究所の研究に基づいて適切な措置を取る」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「南漢山城の城壁の隙間にはたばこの吸い殻がびっしり…。本当に悲しくなる」
「韓国の現在の姿を見ているよう…。いつ崩れてもおかしくない」

「ユネスコに登録されたから管理をやめたんだね。ユネスコへ登録することが目的で、遺跡保護には関心がない韓国人」
「文化財をずさんに管理する国は世界中で韓国だけ」

「韓国の公務員は税金を盗むことにしか興味がないから」
「韓国はなぜ独立した?こんなことになるなら、日本に管理されていた方が良かったのでは?」
「こんな状況で、日本に『韓国の文化財を返してくれ』なんて言えない」(翻訳・編集/堂本)