4日、新聞晨報は記事「この家は誰のもの?」を掲載した。不動産バブル抑制のため中国政府は引き締め策を導入しているが、庶民はあの手この手で対抗。なんと偽装結婚という裏技まで登場した。資料写真。

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2016年11月4日、新聞晨報は記事「この家は誰のもの?」を掲載した。

中国に再び不動産バブルが到来している。政府は引き締めに躍起で、「同一世帯で2軒目の住宅購入の場合にはローンの頭金比率を引き上げ」などの対策を導入している。もっとも庶民も負けてはいない。偽装離婚によって世帯を分けるという過激な対策を採るものまで現れた。

さらに今回明らかとなったのは偽装離婚と偽装結婚の合わせ技だ。唐さん夫妻は2013年に上海市で住宅を購入した。当時は上海市戸籍を持っていなければ住宅ローン獲得で不利な条件になるとの規制が導入されていた。そこで唐さん夫妻は偽装離婚した後に上海戸籍を持つ不動産業者と結婚し、住宅ローンを獲得するという裏技を実行したのだという。

住宅購入のための偽装離婚というだけならばもう驚きはないが、偽装結婚までとなると中国でもレアケースだろう。偽装結婚の事実が明るみに出たのは唐さん夫妻が今、トラブルに巻き込まれているからだ。住宅を購入することには成功したものの、そこで「その物件は私がすでに購入済み」と名乗る男が現れ、家に住み着いたのだ。唐さん夫妻は退去するよう申し入れたが、男は正規の不動産登記書を保有しているとして譲らない。結局裁判となり、今なお決着していない。偽装結婚までして手に入れたマイホームだが、幸せな生活にはほど遠いようだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)