「王様のためのホログラム」ポスター (C)2016 HOLOGRAM FOR THE KING LTD.
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 トム・ハンクスが「クラウド アトラス」のトム・ティクバ監督と再びタッグを組んだ「A Hologram for the King」が、「王様のためのホログラム」の邦題で、2017年2月に公開されることがわかった。あわせて、不安げな表情のハンクスを収めたポスター画像と、予告編がお披露目された。

 映画は、「驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記」や小説版「かいじゅうたちのいるところ」で知られる人気作家デイブ・エガースの全米図書賞の最終候補に残った新作を映像化したもの。家も家族もなくし、エリート人生から転落した主人公が、サウジアラビアの王様に最先端の映像装置3Dホログラムをプレゼンするためにサウジアラビアで奮闘するさまを描いた。

 大手自転車メーカーの取締役であったアランは、業績悪化の責任を問われ会社を解任される。車も家も妻も失ったアランは、娘の養育費を払うためにIT業界に転職し、一発逆転をかけてサウジアラビアの国王に3Dホログラムを売りに行く。ところが到着すると、オフィスは砂漠に立てられたテントで、Wi-Fiもつながらない。さらに、プレゼン相手の国王がいつ現れるのかもわからず、上司からはプレッシャーをかけられる毎日。またもや追いつめられるアランだったが、予想もしない人物から救いの手が差し伸べられる。

 原作を大絶賛したハンクスが、悩みを抱え憂うつな日々を送る中年男を、ブラックジョークを交えて体現。1980年代にヒットしたロックバンド「トーキング・ヘッズ」や「シカゴ」の楽曲が映画に彩りを添えている。予告編では、アランの豪華な車や家、ヒステリックに話す妻が消え、アランが「なぜこうなった?」と叫ぶ様子から始まる。その後、アランがサウジアラビアでの仕事に不満を漏らしながらも、現地の人々と触れ合うことで徐々に変わっていく様子が描かれる。

 「王様のためのホログラム」は、17年2月10日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。