初戦に勝利した北朝鮮代表【写真:Football Channel Taiwan】

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 6日午後に香港の旺角大球場で行われたEAFF男子東アジアカップ予選第2ラウンドの試合は、90分間の試合の序盤と終盤に記録されたゴールにより北朝鮮代表が台湾代表に2-0の勝利を収めた。

 両チームは序盤から激しく攻め合う展開。前半8分には台湾のFWウー・チュンチンが相手陣内の深い位置でFKを獲得したが、残念ながらこのチャンスを物にすることはできず。

 北朝鮮もすぐさま反撃に転じ、台湾のGKチウ・ユフンに何本かのセーブを強いる。ビッグセーブでチームを救っていた守護神だが、前半16分にパク・ソンチョルによるCKからのボールがネットに押し込まれるのを止めることはできなかった。DFパク・ミョンソンのゴールとして記録されたが、ボールは台湾のDFチェン・ティンヤンに当たってコースを変えていたようにも見えた。

 中立地の観客を味方につけた台湾もプレーの勢いを増して反撃を試みたが、ゴールに迫るチャンスを生み出すことはできない。その流れのまま前半終了の笛を迎えた。

 後半は慎重な展開でスタート。60分には台湾のチェン・ポリャンと北朝鮮のキム・ククボムが小競り合いを起こし、ともにイエローカードを提示された。

 北朝鮮のヨルン・アンデルセン監督は64分にミョン・チャヒョンに代えてキム・チュソンを投入したが、直後に2枚目の交代カードを切ることを強いられてしまう。台湾のアタッカーを追いかけていた際に、パク・ミョンソンが右脚に深刻な怪我を負ってしまった様子だ。

 だがアンデルセン監督にとっても意外なことに、パクとの交代で入ったDFのシム・ヒョンジンがこの試合の2点目のゴールを記録。87分に綺麗なグラウンダーのシュートを突き刺した。ノルウェー人指揮官はその10分後に、審判団との口論により退席を命じられてしまった。

 台湾の若手育成プログラムの責任者から、水曜日に代表監督へ昇格したばかりだった黒田和生監督にとっては残念な結果となった。

text by 編集部