【意外と知らない】走行中に素早く車内の換気を行う方法とは?

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4つ窓の場合は前席片側を10cm対角線の後席5cm空ける

クルマに乗っていて、タバコの煙、食べ物やペット、汗のにおいなどが気になり、素早く換気をしたいときはどうすればいいか。とりあえず、エアコンを外気導入で全開しに、窓を全部開ければいいような気もするが、空気の流れをよく知ると、もっと効率のいいやり方がある。

乗用車の場合、車体周辺を流れる空気の圧力は、前席の窓の上の方が低く、後席の窓付近は比較的圧力が高い。

したがって、運転席もしくは助手席の窓を、片側だけコブシひとつ分(10センチ弱)だけ開けて、その対角にある後部座席の窓を、前席の半分(5センチ弱)ほど開けると、空気の圧力差で、より多くの空気が車内に入り、そしてより素早く車内の空気が排出される。これが一番効率のいいやり方。

サンルーフ付のクルマなら、サンルーフをチルトアップさせて、エアコンを外気導入でスイッチオンするという手もある。

換気の場合、重要なのは、車内の空気を排出することだけでなく、外気をいかに導入するか。その両方に気を配らないと、片手落ち。とくにフレッシュエアを上手に入れるのがポイント。

2シーターの場合は、対角線に風を流せないので、エアコンのスイッチを外気導入で入れて(少しは車内の気圧が上がる)、片側の窓を少しだけ開ける。これで吸気と排気のバランスが取れば、空気の入れ替わりが早くなる。

後は臭いの原因になるものを車内に残さないこと。ゴミや吸い殻、残した飲み物などはこまめに捨てる。そしてときどきは車内に掃除機をかける(もちろん、ドアや窓は開け放って)。こうした手入れや気遣いも忘れずにしたいところだ。

(文:藤田竜太)