遅く帰った日に、うっかりSNSをひらくと、飯テロに被弾する。わかっちゃいても、やめられない。胃袋の隙間がきゅんと鳴り、家にある材料で何か作れないものかと頭はフル回転を始める。ミニドラマ仕立てのこの番組も、そんなときに見てはいけない危険なコンテンツのひとつだ。

「小腹とは、生活を豊かにするためのスパイス!」というキャッチフレーズがもうずるい。「今日も頑張ったから、ご褒美にいいよね」「これから朝まで頑張るから、エネルギー補給!」。そんな心の声を後押ししてくれること請け合いだ。

マッシュルーム水煮、グリンピース、牛肉の大和煮の缶詰でたちまち「完成です!」

今晩のゲストはウエンツ瑛士だった。あすまでに資料を作ると見栄を張ってしまったが、深夜になっても手付かずの状態で、ここから気合を入れるっきゃない。でも、その前に腹ごしらえをしておこう。そんな決意に満ちたウエンツのリクエストは、こってりな深夜飯である。

そこに現れたるは、スマホアプリのタップ一つで駆けつける料理人・きじまりゅうたで、サクッと作って、さっと食おう。そう提案して作り始めたのは、缶詰をメインに据えた、こってりあんかけ焼きそうめんだ。

さっと茹でたそうめんに、サラダ油と醤油を絡ませてフライパンでじっくりカリカリに焼き上げる。麺が焼きあがったら皿にあけ、同じフライパンでマッシュルームの水煮、グリンピース缶、牛肉の大和煮をくつくつ煮込む。そのままじゃ甘すぎると醤油で味を整え、とろみをつけたら麺の上にダイブ!

カリッと焼けたかたやきそば風のそうめんに、とろみのある餡、ツヤツヤ光るグリンピースと、なんだか天津飯を思い出してテンションが上がる。贅沢に旨味が溶け出している調理済み缶詰を味のベースにしているから、滅多なことではまずくならない。これなら私でも作れるはず。

チープな小芝居に本格派の料理、絶妙なレシピに脱帽

チープな小芝居に本格派の料理。そして、「ちょっと思いつかない」と「これなら簡単だしいいかも」の間をつく絶妙なレシピに脱帽です。そうめんを茹でて焼いて、餡をつくってというのが面倒な人には、インスタントの味噌汁をチゲ風に生まれ変わらせる「ちょい足し」の汁ものをサイドメニューとして紹介するなど万全なフォローです。カリッとモチっと・・・・・・飯テロ、最高!(10月30日深夜11時45分)

ばんぶぅ