寒い季節ともなれば、ことのほか恋しくなるバスタイムの新しい相棒に。今、新たなアイデアを加えた入浴剤(浴用化粧品)が注目されている。

 1日の終わりにひと風呂、特にこれからの寒い季節は、湯船につかってのんびりと過ごす時間は格別のもの。そんなバスタイムを、より素敵にと演出するのが入浴剤(浴用化粧品)だ。そこで最近は、ユニークな商品が続々と登場している。

 神様のパワーも授かれそうと、支持されているのがマルチニーク/ザ・アン(東京都港区)が展開するブランド「おいせさん」の丸い一品「風呂神玉 蜂蜜入り」だ。同ブランドは、伊勢神宮(正式名称は神宮)を参拝することが好きで、感謝の気持ちを大切にする聡明で、誰からも愛される女性をイメージし「かみさまをもっとみぢかに」なるコンセプトのもと、心と体の浄化(デトックス)をテーマにつくられたもの。人気の風呂神玉は、最高級国産ハチミツとゼラニウム、ベルガモットなど全部で4つの天然エッセンシャルオイルの甘く、繊細な香りが気持ちを清らかに整える。またハチミツがお湯をまろやかにするため、肌へのいたわり効果も期待度大。価格は1個864円(税込)。なお売り上げの一部は、伊勢神宮に奉納・寄付される。

 いきなり浴槽に投入しない「バスプディング(756円・税込)」も、好評の品となっている。動物の肉球を思わせる独特のプニプ二感が特徴の同商品、使い方も通常の入浴剤とは異なり、浴槽につかりながら、まずは手にとり、手触りを楽しみながら溶かしてゆく。全部が溶けるまでの時間は、約10分から15分。保湿成分として別府温泉の湯の花エキスなども配合されているので、いつもは烏の行水派も、こちらを使えばちょっと長めのバスタイムでのんびりできそうだ。今秋リニューアルされ、種類もホワイトマティーニ、ローズカクテル、そしてブルーラグーンの3つとなった触って癒やされるこの入浴剤、考案したのはヤングビーナス薬品工業(岐阜県加茂郡)。

 どれにしようかと悩みそうなのがラッシュジャパン(本社:神奈川県愛甲郡)の「バスボム」。お湯に入れるとシュワーっと溶け出し、色付きの泡といい香りが広がる。種類は豊富で、その数実に30以上あり、いずれも個性的だ。例えば、宇宙旅行気分を味わうなら「インターギャラクティック(720円・税込)」。肌をさっぱりさせるペパーミントの爽快な香りとともに、ネオンカラーの泡が広がる。就寝前の静かなひと時を過ごしたいなら「トワイライトムーン(700円・税込)」がよいだろう。リラックスできるラベンダーの香りが特徴で、夕焼けのようなピンクから夜空のような深い紫へと色が変化する。

 その日の気分に応じて、これらのユニークな入浴剤を楽しんでみるのもよさそうだ。

加藤 秀行[著]、阪神 裕平[著]