大谷亮平が明かす「韓国が恋しくなる瞬間」とは

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“逆輸出俳優”の大谷亮平ではなく、“一人の人間”としての大谷亮平はどんな考え方を持っているのだろうか。結婚適齢期の彼に、恋愛に対する考えを聞いてみた。

―出演中の日本ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で、結婚を望む恋人に「結婚には何のメリットがあるんだろう」「なくても困らないものをわざわざ買う?」と冷たく言いましたが、大谷さん自身はどう考えていますか?

大谷亮平:違います。(シンクロ率は)50%くらいでしょうか。僕が務める風見涼太という人物は、男である僕から見ても完璧な人です。いつどんなことが起きても、誰と会話をしても、常に余裕があって笑っています。僕とは違います。でも、結婚に対する考えは似ています。僕は結婚についてとても慎重で、深く考えています。なので、少し後でしたいです。衝動的に結婚するわけにはいきません。

―それでは、実際にはどんな女性と結婚したいですか?

大谷亮平:僕は争うことがあまり好きではありません。穏やかに一緒に暮らせる、強いわけではない女性が好きです。きつい女性はあまり好きではありません。一緒にいてリラックスできて、あまり口喧嘩しない平和で穏やかな女性が良いですね。

―日本に戻って寂しくなったことはありますか?

大谷亮平:4月頃に日本に来ましたが、その時は寂しいと思いませんでした。ですが、最近寒くなったからか、韓国の友人、僕が住んでいた街が恋しくなりました。韓国の友人たちと同じ街で暮らしていたので。

―恋愛や結婚のことは考えていますか?

大谷亮平:結婚はすぐにしたいとは思っていません。自然に、時が来たらしたいです。恋愛はいつもしていたいです。楽しみたいですし。楽しみたいと言うと変に聞こえるかも(笑) 良いと思いませんか? たくさんの人に会ったほうがいいですよね。どうせ人生は一度きりですから。

―可愛い女性と綺麗な女性、どちらが好きですか?

大谷亮平:両方好きです。日本の女性が前者なら、韓国の女性は後者だと思います。長く住んでいると、そう感じます。(日本の女性でも韓国の女性でも)相性が良かったら国籍は関係ありません。

―韓国で長い時間を過ごして日本に戻りましたが、どのような部分が一番違いますか?

大谷亮平:韓国ではタクシーや車に乗って移動していましたが、ここでは電車に乗ったりもします。すべてが変わりました。生活そのものが。出かけても僕に気付く人がいません。いいですね。逆に楽だったりします。今、どんどん気付く人が増えているのを感じられるので、それも面白いと思います。スタートを切ったばかりなので。

―いつ韓国での生活が恋しくなりますか?

大谷亮平:食べ物がとても恋しいです。特に夜はそうですね。友人にも会いたいです。夜は家でも(お酒を)よく飲みます。飲んでいると、韓国が恋しくなるので韓国の歌が聴きたくなります。少し悲しい男性アーティストの曲。韓国の音楽を流して一人で一杯する時が多いです。韓国の料理は、ヘジャンククとプデチゲが恋しいです。

―一人で飲んでいる時によく聴く歌はありますか?

大谷亮平:好きな歌が本当にたくさんあります。一つ挙げるなら、僕がミュージックビデオに出演した曲ですが、SHINeeのメンバーであるジョンヒョンのソロ曲「End of a day」です。そのミュージックビデオを撮った監督(シム・ヒョンジュン)とは親友になりました。しかもそのミュージックビデオ、新宿で撮ったんです。ちょうど夜に聴くと良い曲です。悲しい曲です。夜に聴くので、バラードを聴く時が多いです。韓国で住んでいた時に聴いたバラードが特に懐かしかったりします。

―一方で、日本に久しぶりに帰ってきて良いと思うところは何ですか?

大谷亮平:どうしても(大阪に住んでいる)家族と気楽に電話できるじゃないですか。母はこれまでにしてあげられなかったことを、たくさんしてあげたいと思っているみたいです。僕が「要らない」と言っても、いつも何かを宅配で送ってきます。米やインスタントラーメンみたいなものです。僕がソウルにいる時に送れなかったからと、送ってくるんです。このような部分がソウルでは感じられなかったことですね。また、ソウルにいた時は主にEメールで連絡をとっていましたが、今は何かがあるとすぐにでも会いにいける距離になりました。それが一番大きいと思います。家族が近くにいるから。両親も息子が日本にいてとても喜んでいるみたいです。

―韓国で社会人バレーボールの活動を続けていたと聞きました。日本でもしていますか?

大谷亮平:はい、今も所属しています。ソウルに行く前から所属していたチームがあって、メンバーは変わっていても親しい友人がキャプテンを務めています。この間、12年ぶりに行ってきました。知らない人も増えて、もちろん以前からの先輩たちもいました。バレーボールが大好きです。バレーボールは唯一自信があって得意なことです。10歳の時からやってきたので。

―韓国の人にお勧めしたい日本の名所や料理はありますか?

大谷亮平:僕も詳しくないです(笑) 韓国で長い時間を過ごして、撮影のために日本に来てずっと忙しかったので。これまで何人か韓国の友人たちがここに来ました。逆に友人たちが良い所を紹介してくれて、行ったりしました。僕よりも詳しいです(笑)

―今後の活動の予定は?

大谷亮平:まずたくさんの経験をしてみたいです。韓国での活動を着実にできればしたいです。どんなきっかけがあるか分かりませんが、並行したいです。韓国でできる機会があればいつでもしたいです。

―日本人として日韓関係が良くなるためには何が必要だと思いますか?

大谷亮平:まず、交流が増える必要があるのではないでしょうか。韓国のドラマや映像が日本に紹介され、交流が増えましたよね。その時から韓流ドラマが人気でした。その時の雰囲気はやはり良かったと思います。その質問に対する答えは、難しい問題だと思います。

「バトル・オーシャン/海上決戦」の(キム・ハンミン)監督に「君が(日韓両国の架け橋の)役割を果たしてほしい」と言われたことがあります。「バトル・オーシャン/海上決戦」を撮ったからです。映画が公開されると自然にその架け橋になれるという素敵な言葉をいただきました。今僕にできることはあまりありませんが、今後も韓国で着実に活動を続けたら、その役割を十分果たせると思います。また、韓国で見た亮平が出ていると、日本のドラマを見ている韓国の視聴者が、知っている日本人が出演しているということでさらに楽しく視聴できるのではないかという、そのような共通認識のようなものが生まれると思います。それなので、日本での活動が個人的には意味があると思います。

大谷亮平は大学卒業後に東京でモデルとして活動していた時、CM出演のオファーを受けて2003年に韓国に渡った。竹野内豊に似た、異国風の整ったビジュアルで韓国の人々から高い関心が寄せられた。その後、韓国に拠点を移した。

大谷亮平は着実に韓国語を学び、映画、ドラマ、ミュージックビデオなどに出演した。シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ) 「ソウルメイト」(2006)、ドラマ「朝鮮ガンマン」(2014)、映画「神弓-KAMIYUMI-」(2011)、「バトル・オーシャン/海上決戦」(2014)などで印象的な演技を届けた。映画「バトル・オーシャン/海上決戦」では朝鮮軍を手伝う日本人のジュンサ役でスポットライトを浴びた。政治的な問題で日韓の対立が深化していたため、日本を敵視する日本人役を務めたことについて韓国の人々の関心が高かったのだ。「バトル・オーシャン/海上決戦」に関するインタビューで大谷亮平は何度も役に関する質問は受けた。大谷亮平はその度に「俳優としてこの役を務めることになって光栄だ」「軽い気持ちで務めてはいない」「役は役であるだけ」と考えを述べていた。

大谷亮平は今年、大手芸能事務所アミューズと専属契約を締結し、日本での活動をスタートした。日本のメディアも早くから彼のことを“第2のディーン・フジオカ”と呼び、注目している。

実際、このような兆しはすでに表れている。今年5月、福山雅治が主演を務めた月9ドラマ「ラヴソング」に出演し、演技力を認められた。さらに10月頭にスタートしたTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」では、主演の新垣結衣、星野源と三角関係を形成する重要な役どころを務めている。