同組でしのぎを削った谷原秀人(右)と握手を交わす稲森佑貴(撮影:標英俊)

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<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 3日目◇5日◇総武CC 総武コース(7,214ヤード・パー70)>
 国内男子ツアー『HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP』の3日目が終了。池田勇太、谷原秀人の賞金ランク1位&2位とともに首位タイから最終組をラウンドした稲森佑貴は、ノーボギーの“66”で谷原と並んでトータル12アンダー・首位キープ。最終日は再び賞金王を争う両雄とのペアリングで初優勝を狙うこととなったが、「賞金レースをしている二人の中で、勝つということをやってみたいです」と引き立て役で終わるつもりはない。
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 「ほどよく緊張はしましたが、最初だけ乗り越えれられればと…。あとは楽しんでやっていました」と硬さを見せることなく、現在フェアウェイキープ率1位らしい安定したゴルフを展開した稲森。
 予選ラウンド2日間で自信をつけたとはいえ、開催地の総武カントリークラブ総武コースでの過去2戦はともに予選落ち。その上、池田&谷原目当ての多くのギャラリーで囲まれた最終組と、ツアー未勝利の22歳には酷なシチュエーションだが、「ピンチも2〜3度ありましたが、なんとかリカバリーできた」と崩れる気配を一切見せず。
 離してもついてくる谷原に対しても「これが最終日だったら…って思ったらワクワクが止まりませんでした(笑)。今日もワクワクしていましたけど」と優勝争いを楽しみつつ、トーナメントリーダーとして最終組を引っ張る“強心臓”ぶりだ。
 「明日も“のほほん”と回りたい。でも存在感は出しつつ、陰のプレーヤーという感じで(笑)。賞金王争いを間近で見て勉強になることが多いですから」
 飛距離より正確性に強みを持つタイプだけに、毎ホールティショットを置いていかれ、つねに2打目に長い距離を残すセカンドオナー。だが「分かりきっていることですし、長い番手になっても“どんと来い!”という感覚。そっちのほうが打ちやすいです。飛距離は負けていますが、セカンドショットで越えていければいい」。勝負するポイントを見失わない限り、優勝のチャンスは大いにある。
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