3日、長らく偽物ではないかとの疑惑が指摘されていた韓国を代表する女性画家・千鏡子の代表作「美人図」について、フランスの鑑定機関が偽物との判定を下した。写真は「美人図」模写の一部。

写真拡大

2016年11月3日、長らく偽物ではないかとの疑惑が指摘されていた韓国を代表する女性画家・千鏡子(チョン・ギョンジャ)の代表作「美人図」について、フランスの鑑定機関が偽物との判定を下した。韓国・JTBCなどが伝えた。

フランスの美術品鑑定機関リュミエール・テクノロジー研究所は1日、「『美人図』は贋作(がんさく)」とする報告書を韓国検察と千画伯の遺族に提出した。鑑定チームが特殊カメラを利用して「美人図」と千画伯の他の9作品を詳しく比較・分析した結果、すべての項目で差異が見つかったという。そのため研究所は、「『美人図』が真作である確率は0.0002%。千画伯の絵ではなく故意につくられた偽物」と結論付けた。韓国の検察関係者は「フランスチームから受け取った資料を翻訳中であり、まだ結論が出たわけではない」としている。

「美人図」は千画伯の代表作の一つで韓国の国立現代美術館が所蔵しているが、1991年、千画伯自身が美術館で保管中だった同作品を見た際に「私が描いたものではない」と主張、以降25年にわたり偽物との疑惑が付きまとっていた。

報道を受け、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「故人(千画伯)が偽物だと言ってるのに信じてあげないから…。結局は科学の発展が明らかにしてくれたか」
「国内でこれを真作と言い張ってた人たちは鑑定士の資格を返上するんだな」
「本人の言葉を信じないなんて、どんだけ金に目がくらんでたんだよ?」

「偽物だったという事実より、この事実を明かしたフランスの鑑定チームの方に感心しちゃうね」
「パッと見でも偽物ぽかったけど?他の作品と比べて適当に描いた感じが明らか」
「国立現代美術館は崔順実(チェ・スンシル。職権乱用の共犯と詐欺未遂容疑で逮捕された女性)と同レベルだ」

「国立現代美術館には心底がっかり」
「千画伯、これからは安らかに眠ってくださいね」
「今の韓国自体が偽物だ!『美人図』が偽物だからって何もおかしくない」
「この国に腐っていない所はないのか?知りたいもんだよ」(翻訳・編集/吉金)