【賞品のルーテシア獲得なるか?】自動車メディア8媒体対抗サーキットタイムアタック大会part2

写真拡大 (全42枚)

第1ラウンド1位のWEB CARTOPはクルマ獲得のチャンスあり

自動車メディア8媒体で争い、優勝賞品はクルマが1台! というなんとも大盤振る舞いな「ルノー・スポール サーキットチャレンジSupported MICHELIN」の第2戦最終ラウンドが開催された。

完勝を求めるなら交通タイムス社社内最速の野田航也を擁して望むところだったが、第1ラウンドの結果に妙な自信をつけてしまった石田が社内の誰にも声をかけずこっそりと連投を決め込んで袖ヶ浦フォレスト・レース・ウェイへとやってきた。


今回の第2ラウンドも全開と同じルールが適用され、編集部員とゲストドライバーがタイムを出し2人の合計タイムで順位が決まる。ただ前回のルノー・メガーヌR.S.から今回はルーテシアR.S.へと車両が変更になる。

前回ルーテシアR.S.で走ったAグループは今回メガーヌR.S.で走り、第2ラウンドでのグループ内順位でまずクラス順位が決定し、両ラウンドの順位毎ポイントでA・Bグループを束ねた総合順位が決まる。つまり前回の第1ラウンドでBグループの1位だった我々は今回も1位を取れば少なくともポイントトップになる。

その上で、仮に第1ラウンドでAグループ1位だったCG(カーグラフィック)誌チームが今回も1位だったとすれば、同ポイントになる。その場合は、それぞれ2ndタイム、3rdタイムのグループ内順位で決まる。つまり直接対決することはないが、数周に渡りグループ内ベストタイムを記録しなければならない。これで前回1周アタックだけで石田に習熟タイムを与えた作戦は今回使えなくなり僕自身も最低3ラップはベストタイムを記録しなければ安心できない。


まずはAグループのメガーヌR.S.による第2ラウンドから始まった。ほとんどのチームが第1ラウンドと同じメンバー構成で参戦しているが、第1ラウンドトップのCG誌チームだけはドライバー布陣を刷新している。とくにゲストドライバーには名手として名高い山野哲也選手を起用。山野選手はツーリングカーのドライビングに長けており強豪だ。

メガーヌのMTに対してルーテシアはイージーなDCT

20分のアタックが始まると、その山野選手がいきなり1分19秒のタイムを叩き出す。第1ラウンドで我々BグループがメガーヌR.S.で出したベストタイムは1分20秒台。すでに1秒も速いタイムだ。

しかも山野選手の勢いは留まらず2周目には19秒前半、3周目にはなんと17秒981という全体ベストを叩きだしてしまった。コンマ数秒の争いをしているなか、一人秒単位で速いタイムを叩き出してしまったため他チームは戦意喪失状態となってしまった。

これでAグループ内1位はCG誌チームに確定したのも同然だ。しかも3rdラップまでグループ内1位状態だから我々が勝つには4〜5ラップまでグループ内1位を維持しなければならない。
いよいよBグループの走行時間。まずは20分の練習走行だ。前回同様に石田を助手席に乗せドライビングレクチャーをしながらクルマを学習することに。


ルーテシアR.S.はメガーヌR.S.より一回り小さくクラスも下になる。エンジンは1.6リッター直4直噴ターボで200馬力の最高出力と190N・mの最大トルクを発揮する。メガーヌR.S.は2リッター直4ターボで最高出力273馬力、最大トルク360N・mだったからパワーの差は歴然としている。

メガーヌR.S.同様、前輪駆動のFFレイアウトだがメガーヌR.S.が機械式LSDを装備していたのに対し、ルーテシアR.S.は電子制御クラッチ式LSDとなっている。そして最大の相違点はメガーヌR.S.が6速マニュアルトランスミッションであったのが、ルーテシアR.S.では6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の2ペダルとなっていることだ。


DCTの制御も含め走行モードを選択するスイッチが装備されていてサーキット走行ではまず「スポーツ・モード」を選択。そしてシフトレバーをマニュアルモード側に操作すると「RACE」モードとなってトラクションコントロールがオフになりESPも完全オフとなる。


DCTの特性を考えるとDレンジでシフトプログラムに頼って走らせたほうが速いのが通常だが、ルーテシアR.S.はトラクションコントロールをオフにするためにはマニュアルモードを選択せねばならず悩ましい。またシフトアップのパドル操作が若干遅れ気味で、レブリミッターをヒットしタイムロスしやすいのでシフトアップはDレンジオートモードに任せたいがオートモードではパワーセーブする傾向もあるようだ。


石田に練習させたが勝ちを意識しすぎていて走りが安定しない。石田は本気で勝てる気でいる。まあ心意気はよしとしよう。

BグループではTipoと並んで総合1位タイだが……

いよいよ第2ラウンド・タイムアタックが始まる。まずは僕が走行開始。タイヤの内圧を下げてアタックに入る。前回同様今回もタイヤはミシュラン・パイロットスポーツPS2のワンメイクとなっている。前回タイヤの内圧が前輪で3.8kgfまで高まっていたので温間で3.0kgfを狙った。


その結果1周目は1分20秒191を出してこの時点のトップタイム。これは前回AグループトップのCG誌チームがルーテシアR.S.で記録した1分21秒695より1.5秒も速い。どうやら気温が前回より10度以上下がったことが大きく影響しているようで山野選手がメガーヌR.S.で記録したタイムも納得がいく(それにしても見事に速いが)。


そして今回は2周連続してタイム計測(2周目はドジってしまった)。残り時間を考慮して石田にバトンタッチした。


石田はしかし走りはじめから力が入りすぎタイムが伸びない。Bグループ全員が前回メガーヌR.S.で記録したタイムを更新しているのに石田だけは前回より遅いタイムで周回を続けている。

仕方なく最後3rdベストを記録するためもう一度僕がアタックするが、他チームのタイム向上幅は大きく2人の合計では及びそうもない。


20分の走行はあっという間に終了。結局Bグループ内ではTipo誌チームに1位を奪われ我々は2位に。前回とのポイント合計でTipo 誌と同点となったが2戦連続でグループ内1位となったCG誌チームが総合優勝となった。我々はTipo誌と並んで総合2位だ。


これで賞品として用意されたルノー・ルーテシアR.S.はCG誌に納車されることになった。以下、石田のリベンジ宣誓を記す。

街乗りからサーキットまでこなせるルーテシアR.S.の懐の深さに驚き

「本当に悔しいですね。前回1位で可能性があっただけに残念です。メガーヌのときは無駄のない走りを意識して丁寧に走ったのですが、ルーテシアでは力が入ってしまい、各コーナーのアプローチでタイムを稼ごうとして突っ込みすぎました。反省点は沢山あります」


「それにしてもルーテシアは楽しい。メガーヌもですが、レースモードを使うとコーナーでリヤを振り出してオーバーステアの姿勢が作れるので、サーキットでチャレンジしがいがあります。まだサーキットになれていない段階なら、ノーマルやスポーツモードを使えば電子制御が車両姿勢をカバーしてくれるので、安全に腕を磨くことができる点も好印象」


「もうひとつ、ルーテシアは1.6リッターでパワフルすぎず、さらに操作の少ないDCTなので、私のように草レースを楽しむ程度の腕のドライバーにとっては多少余裕が出るので、色々と考え、試しながらサーキットを走ることができるんですよね。それだけに『あのコーナーでこう走ればもっとタイムが伸びたのに』という、今回の課題もしっかりわかりました」


「じつは以前ルーテシアR.S.に公道で試乗していて、街乗りでもまったく苦にならなず、ワインディングでも楽しめる足のしなやかさを確認していたのですが、それだけにサーキットでここまで攻め込めるし楽しめるというのは驚きでした。サーキットデビューしてみたいけれど1台しかクルマを持つ余裕がない、という人には間違いなくオススメの1台です」


「本当は優勝してルーテシアを手に入れ、サーキットで練習、というストーリーを描いていたのですが、残念! 来年もイベントが開催されたらリベンジしたいですね(WEBCARTOP編集部 石田)」