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最近では「理想の家族像」として語られることも多い『クレヨンしんちゃん』が25周年を迎えた。これを記念して、作品の舞台となっている埼玉県春日部市を盛り上げようと「クレヨンしんちゃん25周年記念企画 オラのマチ春日部にくれば〜」が始まった。

クレヨンしんちゃん25周年記念プロジェクト実行委員会が主催し、来年5月中旬までの期間限定で開催されるこの特別企画に、埼玉県・春日部市・東武鉄道も連携。目玉となる「東武鉄道クレヨンしんちゃんラッピングトレイン」と『クレヨンしんちゃん』のラッピングを施した「春バス」の合同出発式が11月3日、ともに春日部駅で行われた。

ラッピングバスの出発式であいさつした春日部市長の石川良三氏は、「春日部という街は『クレヨンしんちゃん』で全世界に名前が知られています。春日部に来るとしんちゃんに会えるということで、ぜひご利用いただきたい」と述べた。

東武鉄道取締役鉄道事業本部長の都筑豊氏は「東武鉄道クレヨンしんちゃんラッピングトレイン」について、「東京メトロ半蔵門線や東急田園都市線にも乗り入れるため、乗入れ先でラッピング電車を見た人にも春日部に興味を持ってほしい。海外のお客様にも見ていただき、ぜひ春日部にきていただきたい」と話した。

『クレヨンしんちゃん』の原作本を出版する双葉社代表取締役社長の戸塚源久氏は、「家族の愛情、子供たちの友情を感じ取れ、作品内ではあたたかな幸せがあります。こういったものは春日部の感覚がなければ成立しない。『クレヨンしんちゃん』は野原ひろし・みさえのように大きな愛情で春日部に育てていただいた」と春日部へのお礼を語った。

○春日部駅にしんちゃん登場、「出発進行」の合図も

春日部駅前でラッピングバスの出発式が行われた後、バスには多くの子供たちが集まり、歓声をあげていた。その後、春日部駅1番線ホームにて「東武鉄道クレヨンしんちゃんラッピングトレイン」の出発式が行われ、春日部駅長の藤原英治氏、春日部市長の石川良三氏、さらにしんちゃん(着ぐるみ)も登場して、ラッピング電車の入線を待つ。

定時より少し遅れて、黄色をベースとしたラッピングが施された50050型が入線してきた。『クレヨンしんちゃん』に登場しているキャラクターが車体に描かれている。発車時刻になると、制帽をかぶったしんちゃんと春日部駅長がそろって「出発進行」の合図を行い、ラッピング電車は発車。都心へと向かった。

「東武鉄道クレヨンしんちゃんラッピングトレイン」は東武スカイツリーラインから東京メトロ半蔵門線、さらにその先の東急田園都市線にも乗り入れる。運行区間は久喜駅(伊勢崎線)・南栗橋駅(日光線)から東急田園都市線中央林間駅までとされている。

このラッピング電車・ラッピングバスの運行と同時に、東京スカイツリーの商業施設「東京ソラマチ」では「ビストロ オラマチ」を期間限定でオープン。その他、春日部市のショッピングモール「ララガーデン春日部」では原画の特別展示などが行われる。

しんちゃんたちを育てた愛情のある街・春日部市。黄色い車体のラッピング電車を見た際には、春日部に思いをはせてみてはいかがだろうか。

(小林拓矢)